で、結局今年の巨人はどうなの?
第5回WBCが国民的な盛り上りを見せ、第2回WBCで野球を見始めた身として嬉しい限りだ。
さて、本日ここらでお気持ち表明したいのは、タイトルの通り
今年の巨人はどうなのよ?
ということだ。
結論から先にいうと
・投手再建はまだ先
・野手の新世代台頭が各ポジションで
といったところだろうか?
投手
防御率リーグ最低に終わった2022。
層は厚くなったという話を聞いたが、そもそも人数が減っているのだ。
昨年戦力外となった投手3名に対して、ドラフト指名は2人。
外国人投手は6人を自由契約にして、新加入は4人。
現役ドラフトで投手の戸根が去り、オコエが来た。
育成落ちしたのは投手9名。ここからキャンプ後に堀岡、横川が支配下に戻ってプラス2名。
なんと合計11名のマイナスなのだ。もちろんこれから育成選手を投手中心に支配下に上げていくとは思う。(現在支配下は59名と11名分の枠がある)しかし現状絶対数が足りていない。
さらに飛躍を期待された左腕、井上と菅野が肘の張りを訴えており、開幕ローテもおぼつかないのが現状だ。
ビーティ、グリフィン、WBC帰りの戸郷、赤星、横川。
コンディション不良で二軍の山崎伊織か、メンデスを使うしかないだろう。
そして開幕からこの状況では、シリーズ中にローテーションを上手く回せる気もしない。
先発の皺寄せは中継ぎにいく。中継ぎも巨人ファンが回復を願った中川は開幕にはとても間に合わず、出れたとしてもシーズン中盤から後半か?
原監督は昨秋キャンプで2年後には投手王国と話した。去年の秋の時点で今年は補強しなければ乗りきれないと分かっていたのにも関わらず、むしろ投手の数を減らした編成はちょっと何を考えているのかわからない。
野手
上記の通り投手を減らしたということで野手は増えている。特にドラフトで指名された創価大の遊撃手門脇と、現役ドラフトで指名された外野手オコエの活躍は目覚ましい。
長野と松田のベテランが加入したことで、力のない若手や中堅が仕方なく出てくることも減るだろう。
坂本の状態が上がらないことは不安といえば不安だが、上記から坂本がいない次の時代も見えてきたと言える。
開幕のスタメンは外野はオコエ ブリンソン 丸、内野は岡本 門脇 吉川 中田、捕手大城と予想する。
ペナントレース予想
巨人はオープン戦は現在は首位だが、シーズンが始まれば、今のままでは苦戦は免れないだろう。とはいえ、最下位になる戦力でもなく、現状一昨年昨年のように3~4位という予想になる。
あと10日間でこちらの不安を払しょくするような動きはあるだろうか?
DeNAベイスターズがサイ・ヤング賞投手バウアーを補強したように、何らかの動きがなければ私の予想は変わらないだろう。