CS敗退の巨人、優勝要因と自分のケジメ

少し時間が経過しましたが、プロ野球セ・リーグは巨人が優勝し、クライマックスシリーズで敗北しました。

私は前監督の原辰徳さんの巨人を応援してた身として、5月頃にはこの結果を全く考えていませんでした。
その際にチームを率いてた阿部監督については当時も別に叩いたりはしていないので置いていて、私は4ヶ月前に明確に叩いてた巨人のフロントです。
その巨人のフロントに対して、自分の見方が間違っていたことを詫び、あの頃は考えられなかった優勝へ何が導けたのかを要素として考えて、触れたいと思います。

そもそもなんでフロントを叩いていたのか

あらためて、私は現場の監督やコーチで勝敗が決まるとは思っていません。メジャーリーグでGMが最も大きな権限と報酬を得るように、最大70名の支配下選手の編成なり育成なりが全てなのだと思っています。
原監督を尊敬しているのは監督としての采配というよりその人柄とかカリスマ性とかなので。
巨人が昨年までの3年間優勝出来なかったのもその編成のせいだったと今でも思っています。
ではなぜ今年は優勝できたのか?に移ります。

リーグの環境の変化


昨年は正しかったという編成が、今年もうまくいくとは限らなくなるのです。
今年の野球は前半が顕著でしたが投高打低。ホームランの数が減少したり、平均の打率が下がりました。
これが投手力がここ2~3年崩壊していた巨人にカッチリ当てはまります。今季3本柱の1人である菅野投手の復活も無関係ではないでしょう。

編成の正しい方針転換

そして最も評価したいところはここです。昨年は攻撃のチームだった巨人は前半逆にまるで打てない日が続きました。
昨年末の補強は阿部新監督に投手力を補強するためにトレード、外国人と獲得しました。補強したかいもあり、投手力が高まったのはいいものの、上記の環境の変化で今度は攻撃力がなくなってしまった(CS敗退の要因もこれですね)
これまでの巨人フロントはここで動けなかったのですが、オドーアの開幕前の帰国など問題の露呈が早かったこともあり、ヘルナンデス、モンテスらの補強にすぐに動けた。
恐らく、これまでの巨人フロントなら「発掘と育成」というお題目でなんとかしろと放っておいたでしょうが、監督1年目の阿部監督を編成でなんとか助けないととフロントが動いた結果でしょうから、そこは見誤りました。素直にごめんなさいでした。

来季への不安

やられっぱなしなのも悔しいので、最後に昨日のドラフトへの文句でも言っておきましょうか。
門脇、泉口と二年続けて即戦力内野手を、獲得しておいてまた大卒内野手2名獲得ってどうなんですか?
そもそも去年のドラフト優勝したから若干許されてますけど、即戦力ドラフトしておいて一軍戦力になったの競合ドライチの西舘くんくらいですよね?来年ボール戻ったら、また投手同じことになりませんかね。
2022年のドラフトが非常に良かったから救われてますが、こういうドラフト続けるようだとまた将来が不安になります。

ふぅ、スッキリした。今年の巨人は終わりましたが、また来年も生暖かく見守っていこうと思います。

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