巨人選手のWBC参加をリフレーミング

プロ野球の最近の話題といえば、やはりWBC。巨人からは戸郷、大勢、岡本、大城が選ばれました。

しかし一球団ファン目線で言うと、喜んでばかりもいられないわけです。
WBCに選ばれることは名誉ですが、ピークを最初に持ってこようと調整を変えることで弊害も出ます。2013のWBCで大量に選ばれて、その結果日本シリーズ最後の息切れが起きてしまったという印象が強いので、ネガティブに考えてしまうわけです。
なんで4位Bクラスのチームから4人も選ぶのか?と。優勝のヤクルトと同じ人数じゃねーか。まぁこれには巨人の選手は断らない(第一次ラウンドは読売主催だから)とか理由はあるんでしょうが。

さて、ただそうグチグチ言ってもアレですから、4人が選ばれて予想される良いことを考えていきます。

1.岡本

キャプテンになった初年度、いきなり選ばれていってしまいました。

しかし、そのことで副キャプテンの吉川尚輝が成長する機会とも考えられます
坂本丸中田ら重鎮のサポートを受けつつ、チームをまとめることになります。今年は松田長野中島らベテランも増えましたね。記事などで伝え聞く彼の性格上ちょっと不安もありますが、坂本(34)から岡本(26)へ飛び越された世代として一皮むける機会にしてほしいです。

またサードのレギュラーが不在になることで、坂本の後継者候補がより多く試合に出れます。中山、門脇、湯浅、そして去年で見限られた感がちょっとある廣岡たちです。

2.大城

オリックスに移籍した森友哉選手が出場を辞退したため代理で選ばれました。
まぁ彼の場合も岸田山瀬喜多らが経験を積めることですかね。現状の巨人は捕手登録が5人で足りないのはどうかするんでしょうか。育成だと萩原、前田、坂本、亀田、大津(ショートとしても期待されてる)らがおります。

3.大勢

ルーキーがたくさん投げてそのままWBCにも選ばれるのは不安しかないです。大勢が離脱したときの予行演習が出来ることはプラスかな。
考えられるのは新外国人のロペスが代役守護神、あとは今年と同じメンパー。見事に補強をサボった頭お花畑の編成部も「あれ、今年も中継ぎヤバイままなの?」とオープン戦の段階でケツに火がつくかもしれませんね。期待はしませんが。

4.戸郷

原監督の鶴の一声で獲得した彼も名実ともにエースとなりましたね。堀内とかいう爺さんは戸郷も菅野もエースじゃない!エースになれる投手を獲ってこい!とかピーピー言ってましたが。
さて他の三人と違い、戸郷が抜けてのメリットはそんなありませんが、本人が大谷翔平、ダルビッシュ、山本由伸らと同チームになって何かを吸収してくれたら万々歳です。今年から投手キャプテンも務めますし、良い経験にして欲しいですね。

まとめ

いやー、・・やっぱり補強足りてないですよ。山口オーナーはこれでよく優勝厳命とか言えるよなぁ。

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