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組織としてのメディアは腐り切っている——個人が発信する時代
既存メディアの腐敗と限界
これまでの大手メディアは、権力やスポンサーとの関係に縛られ、客観性や中立性を失ってきた。事実よりも視聴率や広告収益を重視し、煽情的な報道や偏向した情報発信が常態化している。都合の悪い情報は隠され、特定のイデオロギーに沿った報道が行われることも珍しくない。
かつては新聞やテレビが「唯一の情報源」だった。しかし、今では多くの人が大手メディアの偏向を見抜き、不信感を募らせている。もはや、彼らの発信を鵜呑みにする時代は終わりつつある。
個人が発信する時代へ
インターネットの発展によって、個人が自由に情報を発信できるようになった。SNS、ブログ、YouTube、ポッドキャストなど、多くのプラットフォームが登場し、組織に依存せずとも意見や情報を発信できる環境が整っている。
特に現場にいる人々や専門知識を持つ個人の発信は、大手メディアよりも正確で信頼性が高いことが多い。ジャーナリスト、研究者、技術者、起業家などが直接情報を届けることで、フィルターを通さない生の情報が手に入る。個人発信で信用力を高めれば、大手メディアに負けないくらいの発信力を持つ様になるかもしれない。
個人発信の課題とリテラシーの重要性
しかし、個人発信が主流になることで新たな課題も生まれている。それはフェイクニュースや極端な意見の拡散だ。誤情報が拡散されるリスクは、大手メディアに劣らず高い。
だからこそ、受け手側のリテラシーが重要になる。「誰が言ったか」ではなく「何を言ったか」を冷静に判断し、裏付けを確認する習慣が求められる。
これからの情報社会で生き抜くために
大手メディアの情報を疑い、個人の発信を活用しながらも、すべてを鵜呑みにしない姿勢が求められる時代になった。自分で情報を集め、考え、選び取る力を身につけることが、情報社会で生き抜くカギとなる。
私たちはもはや、大手メディアの「都合のいい情報」に踊らされる必要はない。個人が力を持ち、情報を自らの手でコントロールする時代が来ている。
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