おとぎ話~005
徒然なるままに 妄想世界を旅しています
「人生の意味?の話」
私は、30年ほど会社員をしていました。
子供の頃、会社勤めは元より、ネクタイをつける生活を全く想像していなかったのですが、アニメ「鉄腕アトム」で、お茶の水博士が研究室の大型コンピュータから出てくる「紙テープ」を読むシーンにあこがれて、高校卒業後の進路をコンピュータの学校にしました。
その流れで(笑)、システム開発の企業に就職し、システムエンジニアと言う職に就き、コンピュータプログラミングからシステムデザインなど企業向けの業務系システム開発を行っていました。
その頃から、①情報流通・②クライアント&開発ベンダ&プロジェクトメンバとのコミュニケーション・③コンピュータ間の情報交換・など・・・
世の中を情報の流れで見る様になりました。
コンピュータ間の情報交換も人と人との情報交換も、その情報の正当性や伝わり方の精度によって、情報交換した後の振る舞い(成果・結果)が大きく変わってしまいます。
例えば~
間違った情報を受け取ると、コンピュータは正確に間違った結果を出し、人は間違った動きで思うような成果が得られません。
また~
正しい情報を送ったとしても、必要な情報が揃わない状態で先に進むとやはり、思うような成果が得られなくなってしまします。
その様な「コミュニケーションロス *注1」を回避するために
企業はあらゆる仕組みやルールを外部環境の変化に合わせて
絶えず柔軟に対応する必要があります。
*注1 コミュニケーションロス :不完全な情報伝達
コミュニケーションロスにより、
実質的な損失や期待損失の原因となる
さて、そんな観点で長い間世の中を観ていて感じたのが
「この世は、情報で動いている」
→「情報が、この世を創っている」
と言う感覚です。
情報は、その精密さでより価値が高くなります。
情報の精密さを高めるには、より精度の高い(細かい)センサーが有効です。
同じ出来事の情報を集め・伝えるとしても、低解像度より高解像度画像を画像以外に温度・湿度・気圧などの環境情報、更にはその場の人々の感情の変化など・・・多ければ多いほど、細かければ細かいほど、その出来事の情報は価値を高めると考えられます。
もし、この宇宙の創造主が居たとして、生物の様な実態を持たず寿命もなく、ひたすらその意識だけが存在しているとしたら~自身を含む空間の全てを掌握し、絶えることなく有り続ける状態では情報の流通は止まってしまいます。
何も起きない・変化がないと言う、極めて安定した状態となります。
多分、エネルギー(熱量)的には、ZEROと言う感じです。
*私なら、耐えられません;爆
全知全能の神は、
「情報が欲しい、それも多種多様で高精度の大量の情報が欲しい」
と、考えたとしても不思議ではないと私は思います。
この宇宙に惑星と言うステージを用意し、動力となるエネルギーを供給する光星を傍に配置し、多様な動きや思考・感情を持つ生物(ユニット・端末)を発生させ、その活動からより多くの情報を集める事で、神は欲求を満たしている~まるでドラマを見る様に~。
「全人類の意識は、繋がっている」 「死後、輝く宇宙の中心へ向かう」
クラウド化したネットワークは、地球上に広がり距離と時間をどんどん短くしていますが、その中を流れる情報は、私たちが入力した情報です。
コンピュータは入力した情報は、正確に処理し・伝えたり・保存しますが自分で新たな情報を入力する(生みだす)事は出来ません。
・何かを創造(想像)する
・感情の揺らぎ
・異なるモノの融合から新たなモノが生まれる
正に、生物にしか出来ない芸当ですよね。
もしかしたら~私たちは、神の為にリアルドラマの演者として、何らかの役柄を与えられて生まれてきたのかも? しれませんね~
*この話は、個人的な妄想であり
なんの根拠もない事なので、信じないでくださいねぇ~