生田絵梨花にまつわる、いくつかの個人的なエピソード。
今日、YouTubeでゲーム実況を見ながら夜ご飯を食べていた。
ふと、Twitterを開くと、
何度目の青空か
がトレンド入りしていた。
あ、、、、
すごく嫌な予感がする、、、、
その予想は当然、100%あたってしまった(涙)
乃木坂46の生田絵梨花さんが、年内でのグループ卒業を発表。
そろそろか、そろそろかとファンはどぎまぎしていただろう。
しかし、ついにこの日が来てしまったのだ。
だとしたら、
俺の青春代表、生田絵梨花を、語りまくるほかはないだろう。
ということで、この記事を起点に、生田絵梨花さんへの感情を吐露していこうと思います。現時点では、シリーズ化の予定。
1.生田絵梨花との遭遇 ~上野動物園~
何を隠そう、僕は、乃木坂のイベントには一度も行ったことはありません。
行く機会はあったんだけど、なんというか、実際に見るのはなんとなく抵抗があったというか。なんか違う、、!!と思ったんです。知らんけど。
とにかく、乃木坂のほとんどのメンバーを一度も実際に見たことがありません。おそらく目がくらむでしょう。
しかーーーーーーし!!!!!!
僕は、生田絵梨花さんをめちゃくちゃ至近距離で見てしまったのです!!!!!!!!!美しかった!!!!!!!!!
今からめちゃくちゃ自慢をします。読んでるいくちゃんファンが気分悪くなるぐらい自慢するんで、よろしくお願いします。
時は、2015年。
中学三年だった僕は、この前の記事でも書いた通り、ガッチガチの乃木オタだった。ずーーーっと乃木坂のことを考えていた。そう、それがたとえ修学旅行先でもね。
たしか旅行最終日だった。
みんなで東京の上野動物園に行って、動物を見るというなんともぬるいアクティビティをしていた。
上野動物園は、坂がかなり多くて、アップダウンも激しく、周るだけでけっこう疲れるんだけど、なかなかノリノリでその日をエンジョイしていた。
しかし、その時は突然訪れた。
たしかゴリラの置物ではしゃいだ後だったと思う。
次はサル山に行こうということになり、その場を離れた。
置物は坂の上にあったので、坂を下りなくてはならず、僕らは斜面を下っていた。
斜面はカーブが多く、木もたくさん生えていたので、すれ違う人には、その直前にならないと気づかない。だから、僕はかなり用心して歩いていた。
そしてサル山が遠くに見えてきた、その瞬間。
はっと、視界が明るくなった気がした。
その時は、一瞬、何が起きたかわからなかった。
ただ、なにか、一瞬だけ、強い光を感じたのだ。
冷静になってみると、すでに僕はその正体を知っているということに気づいた。
生田絵梨花だ、、、!!!
そこに生田絵梨花がいる、、、!!!
僕はあまりに動揺し、さすがにサルどころじゃなくなってきた。
正直、サルどころか動物すべてがどうでもよかった。
もうクワガタとか展示してあっても別にいいと思った。
なんならもう動物園じゃなくてもいいと思った。
別に、採石場でもいいし、工場でもいいし、亜熱帯のジャングルでもいいし、そろばん塾の教室でもいい。
だって、そこに生田絵梨花がいるのだ、、、
すると、なんと生田絵梨花さんが坂を下りて、こっちに歩いてきた。
あまりに顔は小さく、肌は透明に近いほど白い。
髪は光に反射して、風に美しくなびいていた。
生田さんは、雑誌かなにかの撮影をしていたみたいだった。
サル山の柵に腕をかけて、カメラマンがそれを撮る。
僕は、その様子をただ少し離れたところから見守るしかできなかった。
人間、いざあこがれの人物が目の前に現れても、何もできないし、何も考えられない。
周りのものは意味をなくし、今までの思い出すらも、浸食されていく。
あまりに美しい時間はすぐに終わって、生田さんはどこかへ行ってしまった。
あれは現実なのか?ファンタジーなのか?
もはや、ボヘミアン・ラプソディーの冒頭みたいになっている僕は、自分の頬をつねってみたりするのだった。
2.たかが写真集、されど写真集で、友達を二人憎んだ話。
2016年の1月。生田絵梨花さんのファースト写真集、『転調』が発売された。
僕は、生田さんの写真集をあまりに待ち望んでいたので、ついつい他のメンバーの写真集をフルコンプリートしてしまうほどだった。
情報が解禁されてから数か月、ついに発売日!
当然発売日に買いたかったので、学校の近くの本屋に行くことに。
しかし、なぜか同じく乃木坂ファンの友人と三人で行くことになってしまった。
うわ、、、と正直思ったが、ここはしょうがない。
学校が終わり、チャイムの音と共に学校を飛び出し、三人で本屋へ。
その日は発売日だったので、さすがに在庫はけっこうあるだろう、と思いつつ、アイドル写真集のコーナーに行ってみると、そこには二冊の『転調』が。
あ
と、三人が同時に思っただろう。
その1秒後には自分以外の二人が、笑顔でそれを抱えていた。
僕はほとんど泣きながら、お前らはいくちゃん推しじゃないだろうとか、ここは俺に譲れよ、〇〇〇〇野郎がよ、とか言ってみたが、どれだけごちゃごちゃ言っても譲ってくれるわけもなく、僕は一人だけ買えなかった。
あまりにもイライラして、クソムカついたので、めちゃくちゃ汚い言葉を吐いて(ごめん)、その二人を置いて、近くの別の本屋に行った。
でもやっぱりそこにもなかった。
もう怒りが限界だったので、雑誌のバックナンバーのコーナーに行き、いくちゃんが表紙の雑誌を全部買った。
たしか、5000円ぐらいしたと思う。でも、それぐらいしないと、気が収まらなかった。
家に帰り、買ってきた雑誌を開くと、『転調』の未公開カットが載っていた。僕は、最推しのアイドルの初写真集を、未公開写真から見ることになってしまったのだった。
こんな青春だった。でも、この青春はめちゃくちゃ楽しかった。いくちゃんは僕に何もしていないけど、生きているだけで僕は心の支えだったのだ。それが「推し」というものなんだと思う。
あれから長い時間が経って、乃木坂のことは全く見なくなったし、いくちゃんの最近の活動も全く知らなかった。だから急に卒業と聞いてすごく驚いた。でも、いくちゃんのことはずっと好きだ。きっとこれからもずっと好きだ。
すごく充実した日々だった。人生初の「推し」。本当に楽しかった。
今まで、すごくいい思い出をたくさんありがとう!
年末まで、乃木坂としてのいくちゃんを応援しようと思います。
久々に音楽番組も見てみるかな。
また明日!