週刊少年ジャンプ2020年25号感想(ONE PIECE、タイムパラドクスゴーストライター、)
鬼滅の刃が有終の美を飾ってから、初めてのジャンプ……
そんなジャンプで今一番続きが気になってる漫画、タイムパラドクスゴーストライターなんですよね
続きが楽しみなのはONE PIECEとかなんですけど、
気になるっていう点ではタイムパラドクスゴーストライターがかなり来てます。
ONE PIECE 第980話 〝戦う音楽(ミュージック)〟
ルフィを追いかけたときは、迷子になって一人で幹部と戦うのかなと思ってましたが、
すぐに合流できたゾロ!
ゾロがすんなり合流できたっていうだけで、褒めてあげたくなりますよね。
ルフィ達と一緒にすぐに暴れるのかと思ったら、ツッコミに回るキッド。
後ろで小さくリアクションしてるキラーが可愛い。
サブタイトルの通り、アプーの戦闘!
ルフィの活躍を散々見てるから、
ルフィは最悪の世代の中でも(黒ひげをのぞいて)頭一つ抜けてるような印象があるんですが、
他の面子も状況次第じゃルフィに勝てるくらいの実力者なんですよね、最悪の世代
四皇幹部クラスの実力者が10人くらいまとめて新世界に現れたと考えると、そりゃ最悪呼ばわりもされますよね……
そしてついさっきまでツッコんでたのにアプーを見た途端襲いかかるキッド!!
でもまぁ、ここで暴れずどこで暴れるんだ、って話ですよね。
一番の被害者であるキラーが冷静に止めてるのに、キッドの方が怒り狂ってる
まだまだ少ない出番でも関係が確立してるからグッと来ますよね……
キラーがここで止めてくれるいい相棒だからこそ、キッドはアプーのことを尚更許せないっていう……
「よせキッド!!」のあとの「ファッファッ!!」が切ない。
次回からはようやくキッドの本格的な活躍が見れそうで滅茶苦茶楽しみ……
色んな形で活躍を見せてくれる最悪の世代ですが、
ワンピースを狙うルフィのライバル、っていうポジションはキッドしかいないと思うので、
ライバルに相応しい強さを見せてほしいですね。
しかし、アプーの方はキッドとの戦いが終わったあとどう立ち回るやら
カイドウに心から忠誠を誓ってる幹部の一人……みたいなポジションでは終わらない愉快犯的なキャラだと思うのですが、
最初からカイドウの寝首をかくつもりだった! でルフィ達と共闘したらベッジと被っちゃいますし
個人的には、即落ち2コマみたいなスピードで崩壊したキッド・ホーキンス・アプーの同盟を再結成してほしいんですが、
どれだけの禊があればキッドが納得するのか……
万が一再結成することになったら、キッドを宥めるのはやっぱりキラーの役目なんだろうな。
タイムパラドクスゴーストライター 第2話 始まってしまった物語
覚悟の選択ってカッコいい表現ですね……
盗作を自覚して後悔し、無力さを痛感する主人公。
無自覚だったとはいえ、盗作は盗作
ここからどう償っていくのか……
割りきりが早い。
思ったよりも遥かに爆速で罪の意識を振り払いましたね……。
ただまぁ、主人公の気持ちもわかるはわかります。
読者にホワイトナイトを届けられるのは、実際主人公だけだし、
発表が10年も後なら、本来の作者も構想すらしてないと考えるのは自然だし……
主人公が連載を取り下げれば、タイトルと第一話を変えたホワイトナイト(改)が発表されたのでは? とも思いますが、
主人公の中の罪悪感を除けば、連載を続けるのは基本的にメリット尽くしなんですよね。
それだけに、主人公の罪悪感の軽さが気持ち悪い。
本来の作者と出会うことで、罪悪感が大きく膨らむことを期待したいところではありますが……
なんにせよ、主人公に感じる気持ち悪さ・不安には意図的なんだろうなと思います。
罪悪感で苦しんだり葛藤したりする描写をもっとねっとり描いてくれるだけでも
読んでる方としては「主人公は小市民なだけで、悪いやつじゃないよな」と安心できるのですが、
そうしないのは、ガンガン間違ってどんどん悪い方向に進んでしまう破滅型の主人公だからなんでしょうね……
それと、前回も思いましたが漫画家漫画として進むには劇中劇の情報が薄すぎますよね。
例えば、何故か未来のホワイトナイトが急につまらなくなるというトラブルがあったとして、
本来のホワイトナイトの問題点を分析した主人公とヒロインが新しく、より面白いホワイトナイトを描く……
っていう解決策で納得するにはホワイトナイトの情報密度が低すぎる。
この例でいえば、未来のホワイトナイトが劣化する原因が現代にあって、
その解決に主人公とヒロインが奔走する……みたいな方向になるんじゃないかな、と予測してます。
で、既に十字架を背負いまくってる主人公はどんなに危険でもトラブルに首を突っ込まなきなゃならない……みたいな。
なんかスマホの調子が悪いんでとりあえずこの二作品だけ。
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