元決闘者

"決闘者"


この漢字三文字を皆さんは何と読むだろうか?


漢検1級をお持ちの方でも、もしかすると読めないかもしれない。

あの宮崎美子ですら、読めない可能性があるのだ。


おそらく男性の方が、正しい読み方ができるのではないだろうか。


まさかこの漢字三文字をそのまま、「けっとうしゃ」などと読んではいないだろうか?



そう甘いものではない。


「けっとうしゃ」と読んでしまった人はこれ以上先を読んでも仕方がない。




厳しいことを言うようだが、ここでお帰り願いたい。




せっかく読みに来てくれたのに大変申し訳ないが、これ以上読んでも時間の無駄だ。

勝手なことを言うようだが、読めなかった人達のことを思って言っている。




なぜならこの先、「けっとうしゃ」と読んだ人には意味のわからないことばかり書いているからだ。



すまないが帰ってくれ。
本当に君たちの為を思って言っているんだ。



さぁ、「けっとうしゃ」と読んだ人たちは帰っただろうか?




では、今この文を読んでいる人たちは
「けっとうしゃ」とは読まなかった人たちだ。






さぁ、それでは答え合わせといこうじゃないか。




読み方の正しい答えは…………





そう、「デュエリスト」である。




「デュエリスト」と読んだ人たちには愚問だが、ここで一つ質問をさせてくれ。




君たちは「遊戯王デュエルモンスターズ」をプレイしたことはあるだろうか?




何を隠そう、僕も幼稚園の頃から中学生の途中まで遊戯王デュエルモンスターズに手を染めていた、いわゆる"元デュエリスト”である。




デュエリストだった頃は毎日が輝いていた。



そうだろう?



みんなにも思い出して欲しい、デュエリストだったあの頃を...。



「聖なるバリアーミラーフォース」や、「魔法の筒(マジックシリンダー)」といったトラップカードを伏せ、相手の攻撃に対して準備万端なところに「人造人間・サイコショッカー」を召喚された時の絶望感を覚えているだろうか?



あのモンスター、いやあの"変態鬼畜サイボーグ"にはトラップカードが効かない。




仲間にいるとなんて頼もしい、そして敵ならばどれだけうざったいのだろう。




今既にあなたの脳内には、あのおぞましい「人造人間サイコショッカー」の姿、いや、あの"変態鬼畜ドスケベサイボーグ"の姿が容易に想像できるだろう。



さらに思い出して欲しい。




遊戯王のアニメを観終わったあと、特に意味はないのに気付いたら自分のデッキを確認してしまう
あの謎の現象を体感したことがあるだろうか。



一体あれは何なのだろう。
アニメを見たあと特に意味もなく自分のデッキを改めて眺めてしまう。

あの現象に名前を付けるのであれば、「ツイツイデッキサワッテマーウ現象」である。



さらにひどい時には、自分の二つのデッキを駆使し、一人でデュエルをしてしまうのだ!!!!!



これは僕が一人っ子だったからかもしれない。



そして一人で敵役も演じ、自分を主人公に見立てた方が優位になるようにデュエルを進めていく。




さらに友達と遊戯王カードで対決している場面を思い出して欲しい。


こちらが優位にデュエルを進めていると、ピンチになっている相手の友達の手札がとんでもなく増えているあのときの不信感を思い出せ!!!

当時からあのようなセコい行為をしていた友達は、今もマルチ商法や転売といった行為に手を染めているのに違いないのだ。



あの頃の俺たちは、グッチやルイヴィトンなどのハイブランドを始め、どんな地位と名誉よりも、オシリス、オベリスク、ラーに憧れていたではないか。



テストで100点を取るよりも、相手のライフポイントの8,000(人によっては4,000かもしらんよなあ)をいかに0にするかに頭を悩ましていた頃を思い出すんだ!



まだだ!まだ僕のターンは終わっていない!
思い出すんだ、みんな!!!



アニメでは堂々と「岩石の挙兵」や「ビックシールドガードナー」を"表側守備表示"で召喚しているのに、公式のルールでは"裏側守備表示"でしか召喚できないことを知ったあの絶望を思い出せ!



さらに!!!初めて自分のモンスターがゲームから"除外"されたとき、どこに置けばいいかわからなかっただろう!!!



ここまでとんでもない熱量で書いているのだが、冷静に考えると、当時デュエルが強いだけでは女子からの支持は得られないのである。



だから僕たちは学校にいるときは肉体派のアピールを怠ることなく、必死にドッチボールで己を磨き、自らの学校内カーストを上げていったのである。



そして学校が終わると、図書館であろうと公園であろうと、どこであろうとデュエルをするのだ。

今考えると、実に野蛮な奴らだ。デュエルをすることに場所を問わない。


あの頃は本当に楽しかった...。


無我夢中でデュエルに励み、決闘者(デュエリスト)として毎日強くなっていく自分の姿を実感する日々がいかに幸せだったか、社会人になると痛いほど分かるのだ。


そして、大人になり、社会人になった今、もし君の周りに嫌なことをしてくる会社の人や、お客さん、身内がいるのなら、そいつらはマリクに操られているだけだから全く気にする必要はないぜ!!!!!



ここまでなんとなくの勢いかつ、訳の分からないテンションで書いているが、結局俺は何を書きたいのかさっぱりわからないぜ!!!!!



こんなことを書きたくてnoteを始めた訳ではないが、書いていて最高に楽しかったぜ!!!



また遊戯王についてはゆっくり、そしてじっくりねっとり、アダム徳永のように書いていくぜ!!!!!

以上!俺のターンはエンドだ!!!!!


次回!!!


「中学生の俺、ジャンプを買って "ワンピース"と"ナルト“よりも先に”To Loveる”を読んでしまう!!!」



デュエルスタンバイッッ!!!!!














読んでいただき、ありがとうございます。
また次も読んでください。









オネゲーします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?