"激しい"セックス
"激しい"セックス
って何ですか?
「激しいのが好き」
っていう人はいると思うけど、
何をもって"激しい"って言ってるのだろうか。
ひとつイメージできるのは、AVで見られがちな例。
力技で、ペニスを大きなピストン運動で出し入れしたり。
指を「ガシマン」したり。
見るからに、女性のおなかの中への影響は大きそうである。
でも、あれは映像作品、として、視聴者に見せるための演技であり、
実際にはあんなに大きく動かさない方が気持ちよい、
という声が多いように思うし、実際にそうだろう。
粘膜が傷ついたり、もっと影響が及んで卵巣出血など、様々な悪影響が出うる。
だから、それをもって"激しい"と言っているのであれば、
あまりに短絡的というか、なんというか。。。
そうでなくて、
女性のおなかの中にさほど影響のない"激しさ"という技術は
あるとは思うので、
"激しい"のが好き
ならば、そちらを追究したい。
これについてもよく議論したいところではあるが、
今回は、上で出てきた"卵巣出血"をピックアップ。
そもそも、
卵巣出血の勉強をしていてこのnoteを書こうと思ったのだ。
卵巣出血は、黄体の血管がやぶれることにより出血する。
そして、原因の一つが、性交を契機とするものだ。
実際に性交後に下腹部痛で来院する症例で、
性交が原因と考えられるケースは一定数あるようだが、
病院で、その性交がどうだったかについて具体的にきいているケースは皆無であろう。
膣内で起きている性交の影響で、女性のおなかの中に圧がかかって、卵巣まで影響が及ぶので、かなりの圧がかかっていることは想定できる。
それでも、どんなことをすれば起こりやすいかは測りがたいところ。
性交が直接的な原因となったケースで、
AVに見られるような"激しさ"だったのか、
そうではない、体に負担の少ない"激しさ"だったのか、
激しくもなかったのか、
そのあたりを調査したいなと思ったりした。
P.S.
#ドラマ173 『17.3 about a sex』は、明日いよいよ第7話放送!
今回は"正常出血"である生理がテーマ!
楽しみですー