ミシンの基礎(生地の向き編)
さあ、今日は布の方向についてご説明します。
知っておくと便利なことですので是非ご覧ください♪
布には実は縦と横と向きがあり、それを無視して生地を切ったりすると切れ目がぐちゃぐちゃになったりするので覚えておいて損はないです♪
まず布には耳と呼ばれる部分があります。
写真で言うと左端の縦の白い部分を言います。
この耳を左もしくは右の端に縦になるように置くと生地の方向がすぐにわかります。
生地の耳に対して並行方向が生地のたて糸の進行方向となり『たて地』と言います。
型紙に書かれている矢印(布目線)はたて地の方向で描かれていることが多いので覚えておくといいですよ♪
生地の耳の方向にたいして垂直の向きが生地のよこ糸の方向となり『よこ地』といいます。
たて地はほとんど伸びませんがよこ地は少し伸びます。
たて地、よこ地に対して斜めにハサミを入れることをバイアスと呼びます。
バイアスはたて地、よこ地とくらべて最も生地が伸びやすくほつれにくいです。
時々、耳がついていない生地であったり大きめの端切れを使うときは耳がないためぱっと見では生地の方向がわからないものがあります。
そんな時は上で説明した生地の特性を利用して生地の向きを判別します。
方法はいたって簡単でいろんな方向に引っ張ってみるのです♪
引っ張って全然伸びなければたて地、少し伸びればよこ地、たくさん伸びればバイアスといったように判断が出来るようになります♪
今日は布の方向についてのご説明でした。
生地の方向をと特性を理解しているかいないかで作品つくりに大きく影響してきます。
ぜひ参考にしてください♬
もしよくわからない時は生地屋さんなどで店員さんに聞いてみると詳しく教えてくれるのでお勧めです(^^)/
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