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【国立科学博物館】2024年度重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)にブラザーミシン「オーパス8」とジャノメミシン「メモリア」が登録

こんにちは!
ソーイングスクエア管理人です😊

本日は、先日みたこちらの記事から。

国立科学博物館(館長:篠田謙一)は、2008(平成20)年度から、重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)の登録を実施しています。
 本年度は、あらたに、日本初の実用放電加工機や、世界初のアモルファス酸化物半導体薄膜トランジスタなど18 件を登録することとなりました。今回(第17 回)の登録により合計381件の登録となります。
 また、今回登録される資料の所有者への登録証授与式と、パネル展(一部実物資料を展示)を開催いたします。
【詳細URL:
https://sts.kahaku.go.jp/event/2024/ft_panel17/

PRTIMES

この本年度の重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)に「ブラザーコンピューターミシン オーパス8」と「ジャノメ メモリア」のミシンが登録されるとのこと。

そもそも、重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)とは?

産業技術史資料情報センターより

科学技術や産業技術の優れている資料(もの)を保存と活用し、次世代へとつなげていくという趣旨のようですね✨

ミシンが2機種も選定されたのはうれしいです!

「ブラザーコンピューターミシン オーパス8」1979年製


選定理由:独自国産技術に基づく家庭用コンピューターミシン。
当時のミシンの主要な5 つの機能である「模様選択」・「針定位置停止」・「縫い速度」・「表示」・「安全性」にお いて、日本メーカーとして初めてマイコンによる制御を実現し、一般家庭にコンピューターミ シンを普及させたミシンとして重要。


「ジャノメ メモリア」1979年製

選定理由:国産初の水平釜を搭載した家庭用コンピューターミシン。
下糸の交換が容易となる水平釜を国産メーカーとして初めて搭載し、かつマイコンを 本格的に採用して多様な模様機能等を実現させた家庭用ミシンである。国産最初期の家庭用コ ンピューターミシンであると同時に、その後、日本のミシン製造各社のミシンに水平釜が採用 される契機となった点で重要。

選定理由をみるとなるほど~という感じですね👀
コンピューターミシンが登場するまでは、模様縫いなどをする際には、カムという部品を入れ替えたりして縫う必要があったのですが、それがコンピューターミシンになると、ボタン一つで縫い模様を選んで縫うことが出来るようになったのは、確かに画期的ですよね✨
また、ボビンケースにボビンを入れて使用する縦釜から、ボビンケースを使用せず、ボビンを直接セットするだけの水平釜になったのも革新的。

特にジャノメのメモリアは、ミシンの修理や買替えなどで持ってこられる方が多く、今でもよく見かけるので、当時の大ヒット商品なんでしょうね~

縦釜の電子ミシンから現在の水平釜の家庭用コンピューターミシンへと変化していく契機となったミシンということですよね。
とっても感慨深いです✨

国立科学博物館では、重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)のパネル展を9月10日(火)~9月29日(日)で開催中。
また、同時に登録した一部資料について期間限定の展示もあるそうですよ。
興味のある方は是非♪


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