〇【ハンドメイド情報】国産家庭用ミシンの初規格統一「HA1型ミシン標準図面」が国立科学博物館の重要科学技術史資料に登録
こんにちは~😉
ソーイングスクエア管理人です✨
今まで、ソーイングスクエアでは「ミシンの歴史」についても何度か取り上げてきたのですが、ご存じでしょうか?😁
・ミシンの歴史編
【ミシンの豆知識】ミシンの歴史
【ミシンの豆知識】ミシンの歴史 JUKI編
【ミシンの豆知識】ミシンの歴史 brother 編
【ミシンの豆知識】ミシンの歴史 SINGER(前編)
【ミシンの豆知識】ミシンの歴史 SINGER 後編
【ミシンの豆知識】ミシンの歴史 JANOME編
【ミシンの豆知識】ミシンの歴史 家庭用ロックミシンbabylock(ベビーロック)編
最近こんな記事を目にしました~
「昭和27年再版 HA1型ミシン標準図面」が国立科学博物館の重要科学技術史資料に登録|ブラザー工業株式会社のプレスリリース (prtimes.jp)
今回の記事になっている「昭和27年再版 HA1型ミシン標準図面」というのは・・・
戦後の混乱の中、ミシン業界で1947年(昭和22年)に、「ミシン製造会」が発足し、当時のミシンメーカーや機械メーカーが国産の家庭用ミシンの規格寸法の規格統一を行いました。
そのミシンが「HA-1型」と呼ばれるミシンです。
その図面が「HA1型ミシン標準図面」です。
それまでは、規格もばらばらで、品質の悪いミシンも多く市場に出回っていたため、ミシンの規格統一をすることで、国産家庭用ミシンの性能や品質の向上、また量産化に大きく貢献したと評価され、今回の「国立科学博物館の重要科学技術史資料への登録」ということになったそうです。
残念ながら原図は現時点では見つかっておらず、ブラザーが保管していた「昭和27年再版 HA1型ミシン標準図面」が最古の資料として今回登録されました。
その図面がこちら。
「HA-1型ミシン」は、通商産業大臣賞を受賞したり、第1回お年玉付郵便はばきの特賞景品にもなったとっても人気のミシンでした☺️
当時のお値段はサラリーマンの給料の何か月分にも値するほど高価だったようですけどね~😅
今でもこの「HA-1型」を現役で使っている方もいらっしゃいますよ~☺️
また、アンティークショップや骨董市などに出ていたり、オシャレなショップのディスプレイとして飾ってあるのも目にしたことがあります✨
ブラザーやシンガー、JUKI、ジャノメといったミシンメーカーはもちろん、当時はこのように「ミツビシ」や「PINE」、車のメーカーで有名な「トヨタ」などもミシンを作っていました。
以前、ソーイングスクエアでもご紹介したものも。
【ミシン紹介】アンティークミシン 「MITSUBISHI HA-1」
PINE「HA-1」
ミツビシとPINE製の「HA-1」。
比べてみると、規格が同じだということがわかりますね。
シンプルな作りだけと、パワーがあり、糸目もきれいなんですよ~✨
デザインもかっこいいですし、ロゴの刻印も味がありますよね~💕
今回の「HA-1型ミシン」を実際に見てみたい方は、ブラザー製品の展示館である、ブラザーミュージアムでも展示されていますので、興味のある方は是非~♪
ミシンの歴史を学べる【ブラザーミュージアム】
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それではまた次回もお楽しみに~!
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