【ミシンの練習】ビニール生地を縫うコツ
こんにちは!
ソーイングスクエア管理人です😊
前回の記事ではビニールを使った作品をご紹介させてもらいました。
今回は、ミシンでビニール生地を縫う際のコツなどをご紹介していきたいと思います。
ビニールって縫うの難しそう・・・と思っている方、是非参考にして頂ければと思います!
【ミシンの練習】ビニール生地を縫うコツ
まず、ミシンでビニールを縫う際によく聞くお悩みがこちら。
「ビニールがミシンの押えや針板に張り付いて、送りが進みにくい。」
ビニール生地は滑りが悪いので、布と違ってどうしても布送りがしにくくなります。
縫い進まなくて、同じところを縫ってしまい糸が絡んでしまったり、縫えても縫い詰まって、糸目がかなり細かくなってしまうことも・・・
ではどうすればいいのかというと・・・
とっても便利な押えがあるんです!
それがこちら。
「スムース押え」
フッ素樹脂加工された白い押えです。
滑りの悪い生地を縫う際に使うとスムーズに送ってくれますよ~♪
以前ご紹介した記事はこちら。
ハンドメイド 便利グッズ紹介♪「スムース押え」
ビニールコーティング生地や革などを縫う際にも使いますよ。
これは布にビニールを縫い合わせているところです。
スムーズに送ることができ、縫い目もきれいです✨
「縫い目の長さを長めに設定する」
縫い目の長さは、通常よりも長めで縫うといいですよ~
縫い目が長い方が、送りがスムーズに送りやすいのと、厚い生地を縫う際は、糸がどうしても生地の厚みに引っ張られて、縫い目が短く見えてしまうからです。
私は大体3くらいで縫っています。
「紙を敷く」
ビニールとビニールを縫い合わせる場合、針板の方にビニールが張り付いてしまうこともありますよね💦
そんな時は、ビニールの下に紙を敷いて一緒に縫ってみてください。
縫い終わってから、紙は破って取り除いてくださいね。
紙は、トレーシングペーパーやクッキングシートなど、パリッとした紙がおすすめです。
またカラーセロハンは、縫った後に細かい紙屑などが残ったりすることもなくきれいに外すことができるので、是非やってみて下さいね!
透明なので、縫い目がみやすいのもいいですよね。
【クリップを使う】
ビニールを縫う際は穴があいてしまうので、マチ針が使えません。
こちらのソーイングクリップを使います。
ビニール生地はすべってズレやすいので、しっかりクリップでとめてくださいね~
【アイロンは使用しない】
アイロンを使うとビニールが溶けてしまうので、基本的にはアイロンは使用できません。
折り目を付けたり、縫い代を開く際には、指やヘラなどでして下さいね。
またこんな便利グッズもありますよ~
「クロバー コロコロオープナー」
先端がローラーになっているで、コロコロと動かしてしっかり癖付けすることができます。
ビニールコーティング生地の縫い代をひらいたり、三つ折りなども、これを使うとしっかりとできますよ~♪
アイロンを使うことができない時には特に便利です😉
いかがでしたでしょうか?
ビニールを縫うコツをまとめてみましたよ。
【ビニールを縫うコツ】
・スムース押えを使用する
・縫い目の長さを長めに設定する
・トレーシングペーパーやセロハンを下に敷いて縫う
・クリップを使用する
・アイロンは使用しない
今回ご紹介したコツを試してみながら、是非ビニールを使った作品を作ってみて下さいね~😊
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