ミシンの練習(ロックミシンの使い方後編)
今回は先日のロックミシンの使い方前編の続きです♪
しっかりロックミシンの使い方をマスターしていきましょう(^^)/
4本ロックミシンの使い方
それでは4本ロックミシンの使い方をご紹介していきます♪
かがり縫いであれば3本ロックミシンでいいのですが、ニット地でTシャツを作る人などは4本ロックミシンが必要になってきます。
使い方は3本ロックミシンとあまり違いはありません☆
当たり前ですが針が3本から4本変わるだけで左の針のLに針をセットして糸を通します。
縫い合わせをするときはかがり縫いのときより左針糸調子を少し強めにしておくと綺麗に仕上がります。
巻きロックのやり方
ロックミシンといえば巻きロックが魅力。
装飾のかがり縫いでブラウスのフリルやドレスの裾につかうかがり縫いです♪
巻きロックを使うと作品がとても女性的でかわいい仕上がりになるので人気の機能です♪
それではロックミシンの設定をご案内していきます(^^)/
1本針3本糸(右針使用)
巻きロックは右針1本のみで縫います。糸は3本にしておきます。
4本ロックミシンを使っている場合は左針を外しておきましょう。
かがり幅ダイヤル
かがり幅のダイヤルを合わせる必要があります。
基本的にはMに合わせてください。生地の種類や好みによって調整していただいても大丈夫です。
送り目ダイヤルの調整
送り目のダイヤルを巻きロックの表示の範囲内で合わせます。
1~2の間くらいがおススメです♪
巻きロックのコツ
普通ロックで縫うとき下ルーパーの糸調子を2~3程強めます。
上ルーパー糸にウーリー糸を使用すると上ルーパー糸が布端を裏側に巻き込みながらかがっていくのでとてもきれいに見えます☆
上がウーリー糸、下が普通のロック糸で縫った場合の違いがこちらです♪
少しわかりづらいですがウーリー糸の方が目が細かくて仕上がりがキレイです(^^)
その他の機能
家庭用ミシンのかがり縫いにはできないロックミシンのメリットというとかがり幅が調節できるのと送り目の調節が出来るという点があります☆
かがり幅の調節
4本ロックミシンは左針なら5.5~7.5mm、右針なら5.5~7.5mmの間で左右のどちらの針を使うかでかがり幅を変えることが出来ます。
左針ならかがり幅ダイヤル上段の大きい数字、右針なら下段の小さい数字で調整します。
送り目の調節
送り目とは簡単に言うと縫い目の大きさ、幅の事を言います。
普通ロック、巻きロックも送り目ダイヤルを回すだけで調整が出来ます☆
差動機能の使い方
縮む生地を伸ばしたり、伸びる生地を縮めたりする機能を差動機能と言います。
例えばニット地やバイアスなどの伸びやすい生地を縮めて縫ってくれったり、サテンなどの縮みやすい生地は伸ばし気味に縫ってくれる便利な機能です♪
0.6~0.8に合わせて縫うと伸ばし気味に、1.3~2だと縮めて縫ってくれるのでとても簡単です(^^)/
縫目の比較はだいたいこんな感じです(^_-)-☆
縫い方のコツ
直角縫い
直線縫いで角まで来たところで一度針を上げます。
挙げたら針糸を引っ張り緩めます。
押さえを上げて生地を直角に回して緩めた糸を戻して再度縫い始めます。上げた針を同じポイントに落とすことが大事です☆
仕上がりはこんな感じになります(^^)/
内角縫い
内側の角を切り込みを最初に入れておくと綺麗にできます☆
まっすぐ縫っていって角の所で生地を開いて縫うと綺麗に内角を縫ってくれます(^^♪
曲線の縫い方
ロックミシンで一番難しいといっても過言ではないのが曲線です"(-""-)"
上級者の人でも手こずり、特にかがり幅をキレイに保ちながら縫うのが難しいのです。
曲線を縫うときのポイントは針カーブの手前に来たら内角縫いのときのように生地をまっすぐにして縫うことです。
正直言うとこの写真を撮っている時も苦戦してました(^_^;)笑
とにかく最初は難しいので要らない布で何度も練習をしてください。
感覚がつかめてくると楽しくなって作品の幅も広がりますよ(^^♪
ということで今回はロックミシンの使い方についてご説明いたしました♪
ロックミシンがあると無いとでは作品の幅がかなり違ってきます。
是非ともロックミシンを使いこなして楽しいミシンライフを送られてください(^_-)-☆
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