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ミシンの練習(まつり縫い編)
こんにちは!ソーイングスクエア管理人です。
本日は、ミシンの練習シリーズです。
今回は、ミシンでやってみたいというお声の多い
「ミシンの練習(まつり縫い編)」をお届けします!
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63439761/picture_pc_5a03c32782b28548ba7a8f60859ce0b0.png?width=1200)
1 まつり縫いとは
生地の表に縫い目が目立たないように、生地を縫い留める縫い方です。
一般的には、ズボンやスカートなどの裾上げによく使用されます。
手縫いでまつることも多いと思いますが、表に縫い目がでないように注意しながら布を針先で少しだけ拾ってまつっていくのは、とても大変ですよね。
そのまつり縫いが、ミシンでもちょっとしたコツを覚えるだけで、できるようになりますので、これを機にぜひ覚えてみましょう~
今日は画像をたくさん使って説明していきますよ~♪
2 まつり縫いの種類と押さえ
まつり縫いの基本的な縫い目には以下のような縫い目があります。
ご自身のミシンでまずは確認されてくださいね。
![画像14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63444688/picture_pc_57f53c3940900bf4442f6fe724ba346c.png)
また、まつり縫い用の押さえに替えて縫うととてもきれいに縫えます。
ミシンを購入した時に付属品としてついてくる場合も多いですので、
確認されてみてください。
メーカーや機種によっても形が違う場合もありますので、注意してくださいね。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63444961/picture_pc_75d7776a21f3638ed59c9c9343956d02.jpg?width=1200)
3 まつり縫いをする時の布の準備
ミシンでまつり縫いをする時には、布の折り方が重要になってきます。
画像で順番に説明していきますので、是非覚えてくださいね!
①まず、生地の表を上にして、裾上げしたい幅を折り曲げます。
※手縫いでまつる場合とは折り曲げるのが逆になりますので注意してください。
※端かがりが必要な場合は先にしておいて下さい。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63439807/picture_pc_0c4eb9b1ead536190b4a7561cc042b3c.jpg?width=1200)
②次に、①で折り曲げた部分を手前に折り返します。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63439819/picture_pc_ff26c448c8657b2bab97c126edc23048.jpg?width=1200)
横から見ると下記のようになります。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63439820/picture_pc_016b026058cb94870356ef65fe0583c5.jpg?width=1200)
③最後に裏返します。
この折り方で右端をミシンで縫っていきます。
しっかりとアイロンをかけておいたほうが縫いやすいですよ。
折り目が付きにくい生地の場合は、しつけされるか、粗ミシン(糸目を大きく)をかけておくといいと思います。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63439824/picture_pc_80cce62a7a8f2f60354991d8c007ccf5.jpg?width=1200)
4 縫い方
押さえをまつり縫い専用押さえに替えます。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63447797/picture_pc_ab8df82f4697d73fb074d731941ef63b.jpg?width=1200)
ミシンの縫い目をまつり縫いに設定します。
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63447798/picture_pc_afa3e910314490252960667fbd9c9325.jpg?width=1200)
生地の折り山の端に、押さえの白いガイド部分を合わせます。
針が折り山の端ギリギリに落ちるように、押さえのネジを回して幅を調整します。
※あらかじめ別の布で試し縫いをされてください。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63446971/picture_pc_3a98be94afbcf78428f122b5dfb1a87d.png?width=1200)
きれいに縫えました!
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63441514/picture_pc_1194096fe5f8228962202c11368da089.jpg?width=1200)
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63441516/picture_pc_2d202b27642e66a1273f1a2ddbc7b0cc.jpg?width=1200)
表からはこんな感じです~⬇⬇⬇
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63441599/picture_pc_f96554e2e69cfb831f2f91bdee2fea1f.jpg?width=1200)
今回は縫い目が見やすいように赤と緑色の糸にしたので、糸目が少し見えてますが、布にあった色の糸を使用すると、目立たないと思います。
参考までに失敗例・・・
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63441671/picture_pc_3e8151173d0ff1b06bfae675e53e7f7f.jpg?width=1200)
![画像14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63441675/picture_pc_91be5dafb44dab45f9c39dae7913e020.jpg?width=1200)
![画像16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63450189/picture_pc_a2db9ca5c77cbde2257a6dfd3de6b9a3.jpg?width=1200)
布の折り山より左側に針がいきすぎると、表の縫い目が長くなってしまい、縫い目が目立ってしまいます。
針が布の折り山のぎりぎりを縫うように、まつり縫い押さえを調整して、試し縫いをしてから縫うのが、きれいに仕上げるコツです。
以上、今回はミシンの練習(まつり縫い編)をお届けしましたが、いかがだったでしょうか?
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