
未経験からWeb系エンジニアへ転職するために立てた逆算戦略〜【仕事しながら6ヶ月でメガベンチャーから内定獲得】〜
こんにちは。壮です。
コロナ禍で転職市場が冷え込んでいると言われる状況でも、未経験から自社開発企業への内定を獲得するために僕が行ったこと・仕事を続けながら取り組んだ学習過程を網羅的にご紹介したいと思います。
(2020/10/10)この記事だけで150名以上の方に読んでいただけました!
(2020/08/12)面接対策特化編も公開いたしました!
僕の転職活動の結果としては、「普段は中途の未経験者採用はやってない」という有名ベンチャーからも内定をいただくことができました。
「転職活動のために何を準備すべきか分からない」「未経験でも評価を得るために何に手をつけるべきか…」と不安を抱く方にとって少しでも参考になれば幸いです。
僕はTECH CAMPに通いましたが、TECH CAMP生に特化した内容ではなく、未経験からエンジニア転職を目指す方全員に参考になるような内容になっているかと思います。
このnoteでわかることは、一言で言えば「実務未経験からエンジニア転職を成功させるために必要なポイント」
学習〜準備〜面接〜内定の全体的な実例が欲しい方におすすめです。
▶︎転職活動の戦略とコンセプト
詳細は後述しますが、僕は就活を失敗して新卒で入社した会社は半年の短期離職をしています。
今振り返ると、失敗の要因は「目標が明確でなく、手段を知らなかった」ことにあると思っています。
仕事で何を成し遂げたいか?そのためにどういう仕事をするか?(目標)
その仕事に就くためにどういう行動をとればいいのか?(手段)
この失敗を活かすべく、今回の転職活動では方針を下記に定めました。
『目標を明確にして、手段を戦略的に立てる』
そのために、学習過程は自分で考えて戦略を立て、転職活動はひたすらリアルな情報を集めて、それを噛み砕いて自分にマッチするように逆算して戦略を立てました。
目標を達成するために、情報集める→自分なりに解釈する→自分に置き換えて考える→何をすべきか行動を考える、という行動を繰り返したことによって、第一志望の企業から内定をいただくことができた、と思っています。
▶︎そもそもの経歴
戦略をご紹介する前に、まずは僕の経歴を簡単に紹介させていただきます。
・早稲田大学法学部卒業
・新卒で学習塾の事務運営→半年で離職
・8ヶ月フリーター
・社員40名、設立15年ほどの中小企業で社内SE(1人情シス)→3年
・就業しながらスクール(TECH CAMP夜間コース)へ通学
・27歳で転職活動開始
「え、社内SEならエンジニア転職は未経験じゃないじゃん!」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、社内SE(情シス)と言っても実態は
・ノーコードの社内SE(SaaSのカスタマイズメイン)
・Excel VBAは独学して業務に利用
・サーバーの設定などは業務委託(実務としては管理がメイン)
と、社員40名規模の会社だと会社規模やリソース、コスト的にこのくらいのレベル感でしかなく、エンジニアとしては「実務未経験」にあたります。
社内SEや自社開発企業などの業態(実態)についてまとめたツイートはこちら
IT職の企業形態と職種のざっくりまとめ
— 壮|(11月から)Webエンジニア (@sew_sou19) August 29, 2020
僕は「エンジニアになる」という目標を達成するためにまず目標の解像度を上げました。具体的には情報を集めて「どういうエンジニアを目指すか」を考え抜く。当時調べて思考の助けになったメモに転職活動を経験した所感を加えてブラッシュアップしました👇 pic.twitter.com/EtE4ToaFJZ
また、先にお伝えをしておくと、僕は現職を続けながら(離職せず)スクールに通学することを決めていました。理由は2つあって
1. 金銭的な問題
・面接が苦手なこともあって転職活動に自信がなかったので、長期化すると思っていた
・学習+転職活動で収入0の状態が続くのはきついと思った
2. 経歴的な問題
・前職は半年の短期離職かつ8ヶ月のブランク期間(フリーター)があるので、これ以上書類で弱くなる要素を増やしたくなかった
というものです。学習や転職活動に充てられる時間が限られる中でも、この経歴でとるべき行動を取った結果、学習開始から6ヶ月で
応募 :32社
書類通過:5社
内定 :2社(いずれも自社)
という結果を得ることができました。
しかも2社のうち1社は、「ここしかない!!」と思うくらい志望度の高い某メガベンチャー企業から内定をいただくことができました。
また、未経験の年収相場が300〜350万円の中、破格の450万円超(残業代、賞与等含む)でオファーをいただくことまでできました。
そんな僕が各フェーズで何を考え、何を実践してきたか、僕が立てた戦略と行動を全てを詰め込みました。
ここからは、フェーズ別に行ったことや意識していたことを言いたいように書いていますので、気になる部分や必要に感じたフェーズを見ていただくのがいいかと思います!
【感想のご紹介】
#転クエ から圧倒的好条件で転職を決められた壮さんのnote読了。
— ゆーたろー/PHPエンジニア (@shimotaroo) August 7, 2020
事前準備、自己分析、企業分析をめちゃくちゃされていて素晴らしいなと思いました。
ほとんどの駆け出しエンジニアができてないことを高レベルでできてるからこその結果ですね! https://t.co/gitJjmshXK
全ページスクショしちゃう勢いだったnoteです🤭
— あやのひ|プログラミング学習中 (@ayalikesweb) August 8, 2020
「企業が求める能力と経験」を、実績や行動で裏付けられるよう学習する。その過程が、理論的で具体的な戦略すぎて尊敬⚡️
Rubyや環境構築の疑問、ツイートすると一番分かりやすく教えてくれる壮さんの思考がだいすきだなぁーと#プログラミング初心者 https://t.co/W6FuOF73mr
これを読めば未経験は戦略が大事ということがわかります。
— yasumasa@駆け出しエンジニア (@abe_yasumasa) August 7, 2020
学習は闇雲にするのではなく、学習を始める前から勝負ははじまっています
私も壮さんのnote読ませていただき、面接に対する意識が変わりましたので、初学者やこれから転職活動する人にぜひ読んでいただきたいです! https://t.co/fU0iHwzm2C
▶︎フェーズ1_Progate(2020年1月中旬〜)
▼期間
2020年1月中旬〜2月の2週間
▼やったこと
Progate(有料プラン)で、RubyとRuby on Railsを1周
▼ポイント
短期間で明確に目的を持って行う
1. スクールでの学習の予習として取り組む
2. サーバーサイドの言語に取り組む
この記事を読んでくださっている方の多くが通ってきているであろうProgate。
僕は学習初期から学習の質と量を意識していました。Progateに取り組んだのは、学習の質(効率)を高めるためです。そのためにも、2週間という短期間で明確に目的を持って取り組んでいました。
ポイントは2つです。
自身のキャリアで得た知見について言語化しています。執筆活動の励みになります!