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再現性が大事

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
「再現性」とは、辞書などによると「科学実験などにおいて、所定の条件や手順の下で、同じ事象が繰り返し起こったり、観察されたりすること」とされています。
 
簡単に言えば、同じ様な条件下では同じ事象が発生する事とかと思います。

科学の世界では、多くの場合で同一条件のもとでは同一の結果が得られることを再現性として、その仮説などが実証された場合、さらにその結論が事実に基づく客観性によって証明されると言う事だと思います。
 
では、投資の世界ではどうでしょうか?

投資に「再現性」はあるのでしょうか?

例えば、投資で年率10%の利益を上げることが出来たとして、同じ手法で同じ利益が上げられた場合は、その手法には「再現性」があると言う事になります。

しかし、金融市場は様々な参加者の思惑、世界経済情勢、為替動向、各国の金融政策などにより、刻一刻と変化しています。

よって、「再現性」のある投資手法というのは、存在するのでしょうか?
 
ただ、必ずとは言えませんが、かなりの確率で利益をあげる投資手法があります。

それは、株式や債券などの「資産」や、投資するタイミングなどの「時間」を分散すること。
さらに短い期間ではなく、長い期間にわたって継続的な投資を行う「長期投資」です。

いわゆる、投資の基本、イロハと言えるかと思います。

ついでに言えば、結論を急がないと言う事ですかね。
市場は様々な要因により上下するので、下落時に投資を止めてしまうとか、上昇したところで利益を確定してしまおうなどと思わないことですかね。
 
ちなみに、この投資の基本は個人の投資者にとってのものですね。
 
投資信託などを運用する資産運用会社は、日々、投資する株式や債券、為替、オプションなどの投資に関する調査だけではなく、様々な投資戦略なども検証しています。

「再現性」のある投資戦略を見つけることで、少しでも投資者の皆さんの役に立ちたいと思っていると信じています。
 
本日の1曲は、シェネル(Che’Nelle)さんの「Believe」です。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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