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ブルーインパルス入間2024

コロナ禍だ、能登地震だという出来事はあったために、再三中止や日取りなどが変わっていた入間基地でのブルーインパルスの展示飛行は、今年はやっとレギュラーの11月3日に飛ぶことが告知されました。

松島にも行ったし、岐阜にも行きました。百里にも足を延ばしたことが有ります。けれど、やっぱり自分のブルーインパルスとの最初の出会いの場所である入間基地は、「ここでっ撮影したい」という気にさせられます。

1981年昭和56年)2月8日、F86Fブルーインパルスの展示飛行最終日。このころはまだ5機編隊がメインで、6機での展示は非常に珍しかったのですが、最終ということで6機での機動を披露してくれました

そして、その後、何と新生F2によるニュー ブルーインパルスが、初お披露目されたのです。当時はデジタルカメラなどなく、一般的には36枚撮りのフィルムが、一番コマ数が有ったのですが、連写しているとあっという間に使い切ってしまいますので、ここで何枚次に何枚と演技を予想しながらシャッターを押していたのです。

そして、時が流れ、いくつかの大きな出来事を経験しながら、ブルーインパルスは飛び続け、そして、私もまた、ブルーインパルスを追いかけて撮影を続けてきました。その原点が入間基地での撮影行だったのです。

キャノンA-1+80-200㎜が当時の私の器材でしたが、残念ながら200mmでは引っ張り切れないため、じりじりする思いで機影をレンズ越しに追いかけていました。しかも、手振れ防止などない時代ですので、止まっている画像を探すくらいのレベルの腕前でしたので、作品と呼べる物は結局皆無ということも、珍しくありませんでした。

翻って今の器材はどうかと言えば、OMDS OM-5+12-200mm(35㎜換算で400mm)で、手振れ補正も強力です。前日の馬酔木の記事の写真も、かなり暗い時刻の撮影だったにもかかわらず、半押し状態のファインダー画像は、手振れもなくスカッとした画面が写っていました。

この器材の進歩は、今後の作品作りに大いに寄与してくれると思います。上を見ればきりが有りませんが、高見に思っている器材を自由に振り回せるようになりたいと強く念じているところです。

その最初のとっかかりとして、今年の入間には大いに期待しています。
タイトル写真は、以前の曇天での百里基地での撮影です。


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