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ヒランヤ-2

昨日の記事が、どのくらいの波紋を広げられるかは未知数ですが、ヒランヤそのもののパワーはかなりのものが有りました。
形状そのものがエネルギーを封じ込めるだけでなく、発散もするので、エネルギーが呼吸している物体といってもよいでしょう。

こと瞑想に関する記述を見ると、悪しきものに対する言葉はこれほど痛烈に書けるものなのかと言えるほど、きつい表現が使われます。
このヒランヤにしても、六芒星がもたらすエネルギーの大きさを信じない一団がいました。

逆に、熱烈なヒランヤ信者というべき、一団もいました。
この正反対の集団が存在することで、実はヒランヤは良いエネルギーをためるだけでなく、悪しきエネルギーをためることにも使われてしまっていました。
まるで鉄人28号のように、リモコンを操作する人間の気持ちを代弁する存在となっていました。具合の悪いことに、悪しきエネルギーを感知できない人に、悪しきエネルギーをチャージされてしまったヒランヤを渡すと、たちまちのうちにその人の精神は蝕まれてしまうのです。

実は、一時期私はその悪しきエネルギーを駆逐することに情熱を燃やしたことが有ります。なぜそんなことをしたのか、それは、正義感の発露なんて格好良いものではありません。一番嫌らしいこと、そう、自分の力をひけらかす存在だったのです。

どんなことをするのかを具体的に言いましょう。
悪しきエネルギーをため込んだヒランヤを、一瞬にしてよいエネルギーで満たすことを専門にやっていました。方法については、精神エネルギーを普段使っていない人が真似するとかなりな危険を伴うので、ここでは説明を割愛します。

こういった悪しきエネルギーに相対するには、それ相応の大量のエネルギーを蓄えられる体を持ち、さらに、駆逐するための外部のエネルギーを効率よく体内に取り入れることが可能な技術を身に付けておく必要が有ります。私がそれを学んだのは、山田孝男氏という20世紀最強最大で最後の瞑想家に出会い、その方のいくつもの講座に参加し、たまに氏の代役をやらせていただいたことから得られたものです。

(この方との触れ合いの一端をエピソード形式で執筆した本もアマゾンで上梓させていただいています。
Amazon.co.jp: 山田孝男伝説: 二十世紀最後の瞑想指導家を語る
eBook : 但野碧海: 本)

もし、ご興味が有れば試し読みをご利用ください。


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