南海トラフ
ついにこの文字が、ニュースとなって全国に流れましたね。九州・日向灘で発生した地震は、M7.1とかなりの規模でしたが、いきなり今後発生するであろう巨大地震の一つ、南海トラフ地震がクローズアップされました。
でも、同じ伝で、関東大震災の99年周期説なるものがメディアで騒ぎ立ててから、いったい何年経ってしまったのでしょうか。自然のことですから数年のずれは許容範囲としてしまいがちですが、騒ぐときは今にも巨大地震・巨大津波の襲来と騒ぎ立てる騒ぎ立てておいて、時期が過ぎれば「そんなこともありましたね~。」で、済ましてしまうのが、マスコミの常套手段ですから、視聴者も慣れきっていると言ってしまえば、話はそれで終わるのですが、そうはいかないのが巨大災害の常です。
最近の国や都が発表するCGは、かなり迫力のあるもので、子供が予想の番組であることを理解していなかったら、自分の地域の名前が出てきたら、パニックに陥ってしまうのではないかとの危惧が有ります。
で、実際に、このところ毎日伝えられているゲリラ豪雨の激しさは、「過去に例を見ない」の冠がかなりの頻度で付けられるくらいです。
そう言った現実の画像を毎日見る機会が有って、ハザードのCGを見たらば、極端な解釈ではありますが、PTSDになる可能性が有ります。
そして、今度は、神奈川県西部で、震度5弱の地震が8月9日に発生。
小田急線は、震源の近くの線区では、終日運行を止めなければならないほどでした。それというのも、震源の深さが10Kmと極めて浅く、マグニチュードの値に比して、振幅が大きく出るので震度が大きくなります。
こんな陸地の真ん中で浅い大きな震度が起きると、たとえ免振ビルでも被害を受ける恐れが出てきます。今年は何やら物騒な秋になりそうな感じがしますね。台風5号も東北に上陸するようですし、日本列島が災害列島化するのが心配です。
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