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冬土用の過ごし方 ~土用入りの準備~

こんにちは、「自分のカラダは自分で整える」カラダの調律師、サファイアです。

2025年1月17日(金)から、2月2日(日)まで、冬の土用に入ります。
冬土用は、二十四節気の「大寒」と重なります。

寒中見舞いは、小寒から冬土用までの間

冬至、小寒、大寒、立春と二十四節気が移っていく中、小寒と大寒の約1か月を「晩冬」と区切ります。
寒の入りは、小寒の日。寒の終わりは、節分。
「寒中見舞い」は、小寒から大寒、冬土用までの晩冬に使う季節の挨拶です。

冬土用の時期

冬土用は、立春前日の節分までの約18日間です。2025年は、定期法での計算により2/3(月)午後23時に立春を迎えます。そのため立春前日である節分は2/2(日)となります。

2025年は、1/17(金)から2/2(日)の17日間です。

冬土用で気を付ける「間日(まび)」

土用は、農作業や建築作業など、土に関係する活動を控えるという風習があります。陰陽五行説で、土用の期間が「土」のエネルギーと関係することや、土公神(どくじん)と呼ばれる土の神様が居る時期だとされるからです。
ただし、「間日(まび)」とよばれる干支の日だけは、土を動かすような活動が許されます。
土用と間日の算出できるサイトがありますので、紹介します。

2025年の冬土用は、寅・卯・巳の日に該当する以下の日が間日になります。

  • 01/21(寅の日)

  • 01/22(卯の日)

  • 01/24(巳の日)

  • 02/02(寅の日)

冬土用は「土用の未の日」に「ひ」が付く赤い食べ物

土用は、春夏秋冬の4回あります。有名なのは、夏土用ですが、「土用の丑の日に鰻」というキャッチコピーを考えたのは、平賀源内だと言われています。
鰻の旬は、冬。今の時期の天然鰻こそ、脂がのって、栄養もたっぷりの食材です。

土用は、陰陽五行説の反対となる季節のエネルギーを補うことで、食養生になるという考え方があります。

冬の反対は、夏。
冬の五行は、水。夏の五行は、火。
青春朱夏白秋玄冬、という考え方で夏の色は、火を象徴する朱赤です。
算命学という陰陽五行をベースにした暦の考え方では、季節を干支に当てはめます。夏の干支は、巳(へび)と午(うま)、夏から秋に向かう夏土用は、未(ひつじ)です。

この3つの理由から、冬土用は、夏土用を意味する未(ひつじ)、夏と火の色である赤を食養生に組み込みます。

火をつかった、赤い「ひ」の付く食べ物を未の日に食べて、陽のエネルギーを身体に取り入れる。

これが、冬土用の食養生です。
2025年冬土用期間中の未の日は、1/26(日)
ジンギスカン鍋とか、ラム肉の赤ワイン煮込みなど召し上がってください。

冬土用の過ごし方

北半球では、一年で最も寒い時期が冬土用です。

春に、しっかり活動が出来るように、睡眠をしっかりとること。
身体を冷やさないこと。太陽の光をしっかり浴びること。
そして、胃腸を休めること。

この3つが冬土用の過ごし方の基本です。

日光浴で陽のエネルギーを浴びる

特に、太陽の光を浴びることは、免疫力に重要なビタミンDを作り貯めておくためにも大事です。サプリメントでも取れますが、太陽の光を浴びるだけで、ビタミンDは体の中で作られます。
また、ビタミンDは、ホルモンバランスを整えたり、冬うつの予防にもなります。

2月は、立春を迎え、身体の免疫力が活性化して、「デトックスモード」へと変わります。インフルエンザ大量発生や花粉症は、身体がデトックスモードに入った証拠だとも言えます。

1月から3月上旬までは、身体の中のビタミンD貯金が減る時期でもありますので、冬土用の間に、日光浴をこまめにしたり、干しシイタケ、イワシ、サンマ、サバなどを食べたりして、毎日コツコツビタミンDを貯めていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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