終戦記念日
終戦の時、人々はどんな気持ちだったんだろう?
終戦記念日である今日、少しそんなことを考えました。様々な気持ちがあったんだろうなと思います。国のために戦い、死をも国のためと信じてた人もいれば、表向きはそうだけど、と言う人。そして家族を思う人。憎しみに暮れる人。逃げたい人。様々だったと思うのです。
そんな中、突如よ敗戦。僕らは終戦といいますが、敗戦ですよね。負けたんです。
様々な思いがあるなか、12時の放送で「負け」を明言される、どんな気持ちだったんだろう。瞬間的には、感情が先行するのでしょうが、例えばその日の夜の21時あたりとか、どんな会話がされたんだろう?
いずれにしても、日本はその負けから今に至るわけで、改めてこの躍進はすごいものだったと思うんです。その躍進を生み出した源泉が、負けの名言の後の人々の心なような気がするのです。
さまざまなものがあったのでしょうが、その後の躍進を鑑みると、そこに「思考停止」や「ブレーキ」はなく前に向く気持ちがあったように思います。
たとえ負けても、その気持ちがあれば未来に期待ができるんだと過去の日本から学べるんだと感じますし、まだ負けてはいませんし、負ける気はないですが、コロナ禍での、アフターコロナでの心の持ち方がそこにあるような気もします。
終戦記念日。ふとそんなことを考えました。
ps
僕の祖父は終戦の知らせをラジオで聴いた際、何を言ってるかは電波が悪くはっきりとは聞こえなかったけど、戦争が終わったことはわかったらしいです。そしてその時真っ先に感じたことは
「やっと終わった」
だったそうです。そして、その夜、久々に布団で寝ることができて、「こんなに布団は気持ちのいいものだったか」と感動したと伝えてくれました。
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