対策と解決
課題を解決しようとした時に、その課題の表層的な部分から解決しようとしても結局は堂々巡りをすることのほうが多いです。これは、今流行りのウィルスのようなもので、対策は必要ではありますがあくまでも対策でしかなかく課題の解決ではありません。今回は別にウィルス的な話をするのではなくあくまで課題解決の件です。
対策と解決は違う
難題にぶつかった時に対策をしようとするか解決をしようとするかは大きな差があります。対策するというものは根本を見ていないことが多い、もしくは見ているが見えないことにしている、またはそこには触れることができないという状況があるようです。その場合、結局本質的な問題の解決にはならず、その問題をどう受け入れるかということになるように思います。
変わって、解決はその根本を見ます。根本を見ないと解決はできません。「抜本的な」と言いますが読んで字のごとく、「本質を抜く」的なものです。時にこれは、アンタッチャブルな所にもなります。
例えば組織が抱える課題があったとします。この課題の対策をするのか、解決をするのか。これはすごく大事な「区別」です。この区別をきちんと議論する人がわかった上で、整理した上で話をしないいけません。そうしないと、「わかったようでわからない」議論になります。
そこで出た結論は、言わずもがなどこかしっくりこないものになります。それが対策なのか、解決なのか。
今、ニュースで出ている一種の結論めいたものが、どっちのことを言っているのか。考えてみるといいかもしれません。
いずれにしても、そもそも違うものですから、対策では解決はしないと思います。
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