「逆」を考える仕事術
首相のインタビューや話をテレビで見ていて、言葉の区切り方が独特だなぁと思っていたら、そんな喋り方ができるようになってきた僕です。
今回は仕事術のことを個人的に書いてみようと思います。
基本的に、仕事というのは「良い方向」に持っていくためにあるものです。新しい商品を売れるようにする、作業をもっと効率化させる、人をいっぱい集める・・・など。
僕は普段「企画」のような仕事をしているので、クライアントからの依頼によって仕事が成り立っています。いろんな相談を受けるのですが、もちろんすべて「良い方向」に持っていくにはどうしたらいいか?というものです。
例えば、この商品を買ってもらうためにはどうしたらいいか?という課題を与えれた時、多くの人は通常通り「どうやったら買ってもらえるか?」を考えると思います。もちろん、僕もその類を考えるのですが、ある程度考え・・というかアイデアを出していくと、アイデアが枯渇したり、薄い感じ満載で広がっていくことを体感し始めます。
そんなとき、、僕がやることはタイトルのように「逆」を考えるのです。
この場合でいうと「どうやったら買ってもらえないのか?」を考えるのです。はっきりいってネガティブの最たるものです。ネガティブな発想しかでてきません笑。ぶっちゃけ笑ながらしないと印象が悪くなることがありますが。。
そして、「買ってもらえない」行動が見えたら、そこからはそれを排除するにはどうしたらいいか、それを解消するにはどうしたらいいか・・ということを考えてみると、「どうやったら買ってもらえるか?」では生まれなかったアイデアが出てくることがあります。もう一度言うと、出てくることがあります。ってことです。
「逆」を考えるということはなんだろうとふと考えてみました。
「良い方向」の逆は「悪い方向」ではないということがわかりました。「良い方向」の逆は、「今」なんだということです。なぜなら、求められていることは「良い方向に向かうためにはどうしたらいいか?」です。つまり、課題は今にあるということ。
先のことを考えることも大事ですが、今、つまり現在地をきちんと認識することが大切だと思うのです。
これは企画のような場所ではなく、普段から言えることかもしれません。
普段の仕事の中でも、あえて逆を考えることで今の課題を客観的にみることができるようにも思います。そこから考えられる、改善や改修。
次に必要なのはそれらをどう要素にわけて進行させるか・・・ですが、
この部分についてはまたの機会に「因数分解」として書いてみようと思います。
皆さんの参考になっていれば幸いです。
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