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344. 伝達とコミュニケーション

ついつい、
コミュニケーションと伝達を混同してしまうことがあります。


僕は今日から改めてこの2つを分けて考えてみようと思います。
こういう仕事をしてるから「プロ」として違いを自分の中で自分の言葉で明確にしておこう。その確認のために今日は投稿します。
お付き合いください。

伝達

伝達・・・つまり伝えるということは、あくまで一方通行であると定義します。相手がこちらにベクトルが向いていようがいまいが、こちらから向いているベクトルを考えることを伝達と考えます。

ベクトルと表現したのは、向きと強さを持っていると思うからです。同じ向きに伝達していたとしてもそれをどの強さで行うべきかということを考え実行することが伝達の面白さであろうと思いますし、そのベクトルによって相手や周囲がどう動くかというのが伝達の行き先だと考えます。

コミュニケーション

コミュニケーションはまさに双方向があってこそのもの。つまり相手も何かしら自分に向けた行動を取ってくれるというものだと定義します。この自分に向けた行動というのには凄く幅があります。

例えば、
SNSでいえば、「いいね」を押すというワンクリックの行為も自分に向けた行動ですし、「コメントを残す」というもう少しキーを叩く量が増える行動もあります。
さらに、「お互いに書き込みながら会話に繋がる」「商品を買う」など自分に向けた行動には大きな隔たりがあることがわかります。

コミュニケーションにおいては、「出」と「入」のバランスをどう考えるかがひとつの視点ではないかとも思います。これは「出」と「入」を同じ量にしないといけないということではなく、同じ量ではないことでバランスを保っている(例えば、7:3がいいバランスなど)ということです。

コミュニケーションのデザインとはこういうことのような気がしています。

コミュニケーションを取ってもらうための伝達

ここまでの整理をしていく中で、コミュニケーションを取ってもらうためにどんな伝達をするのかということがどうやらポイントのように思えてきました。つまり

「どんな伝達をすれば相手がコミュニケーションを取ってくれるか」

です。

文字にすればすごく当たり前のことなのですが、どうもこれを疎かにして「発信」ばかりに意識が向いていることがあるように思います。結果として「出」と「入」のバランスを意識しないまま「出」が多くなるという状態になり、ふと

「なにやってんだ?おれ」

という空虚な気持ちになったりします。

実はそうなりそうな昨今であったため、改めてこの二つを整理し文字にしてみようと思ったのでした。

なるほど、整理できました。バランスを考えましょう。

お付き合いありがとうございました。


PS

・・・ということで「スキ」を押すというコミュニケーションをお願いしたいと思います笑。



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イナチャンネルnote - 稲本浩介⛩️
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