「クリエイティブで都市をアップデートする」というイベントに参加してきた感想。
先週の金曜日に「クリエイティブで都市をアップデートする」というタイトルのセミナーに参加してきました。
前日にふと見かけたNewspicksの佐々木さんのツイッターでこのイベントの告知に食いついて、なんとか現場での参加チケットをゲットしての参加でした。
普段の業務から遠い話ではありますが、Goの三浦さん、ONEMEDIAの明石さん、Newspicksの佐々木さん、高島市長という組み合わせはなかなかないと思いまして、仕事の調整をして向かいました。今日はそのレポートをかねて印象的だった言葉などを残そうと思います。
※なお、当日は現地に一目散にいき、最前列の良い場所をゲットして聞き入りました。完全にミーハーなモードだったことはここだけの話です。
「タグをつける」
冒頭で高島市長が言ってた言葉です。その流れで明石さんも話していましたが、今や情報が溢れている時代においてこの「タグ付け」というものは、より外せないキーワードであると思います。この話キーワードを聴きながら、ふと自分のことを思い出しました。
まだTwitterのアイコンはそのままですが、僕はあらゆるアイコンを「ちょんまげ」の写真にしていました。そんなアイコンを付けながら、「情報アーキテクトです」と言っていたのですから、意味不明ではありますね。
しかし、ちょんまげのアイコンにしていたことで当時タグがついていたように思います。名刺交換しても、「あ、あのちょんまげの人ね」という感じでした。ある程度タグがついたときに、「ちょんまげ」から「ちゃんとIA」にシフトしたのですがそのタグ付は今どうかな・・・とは思います。
話はそれましたが、今回話が出ていたタグ付というのは、認識してもらうため目立つためには必要な要素ですね。福岡という部分でいうと流石に見た目でタグをつけるわけにはいかないのでしょう。そこで必要になってくるのが文化や雰囲気といった非言語なものをどう言語化していくかとうことかなと思いました。
これは、自分自身にも言えることですね。(もう、ちょんまげに頼らない)
「スピードで驚かせる」
「スピードよくやる」ではなく「スピードで驚かせる」という言葉を使っているという話でした。ほんの少しの言葉の違いではありますし、そこから受け取る意味はほぼ同じです。しかし、そこから感じるものは全然違います。
なるほど。こういうフレーズの使い分けをすることで士気を高めたりするのか!と感動しました。
言葉ひとつで印象が変わる
セッションの中で、三浦さんの言葉だったと思うのですが、
人は、動詞よりも名詞の方が行動を起こす
というフレーズがありました。具体的には、「入会する」よりも「会員になる」のほうが反応が高いというものです。先ほどの「スピードで驚かせる」というのもそうですが、同じことを言っていても言葉の使い方ひとつで伝わり方はかわるなとしみじみと感じた次第。
印象的だった4人の関係
今回の4人はそれぞれ立場というかキャラが立っていて素晴らしかったとおみます。
・テーマの進行をする高島市長
・出てくる言葉をイメージしやすい言葉に変換して話す三浦さん
・メインストリームと少し別の意見を言いつつもすべてを認める明石さん
・切り込むようなテーマを放り込む佐々木さん
さすが・・というか。下準備と即興がすごい。さすがビジネス芸人と言われるだけあるなという展開でした。福岡のビジネス芸人になろうと思いました。
ちょっと残念だったこと
このご時世だからしかたないのですが、質問タイムや懇親会めいたものがなかったのが残念でした。せっかくの機会だったので、できれば色々とOFFで聴きたいこともありましたし、
実際それを期待して、それぞれの書籍を手に持っていたのですが・・・。
まぁ、セミナーの最後に御三方とも「福岡」にやってくることは多くなりそうですので、何かの機会に切り込んでみようかなと思います。
まとめ
正直、僕は福岡市民ではないですし、都市というところに大きく興味を持っているわけでもありませんでした。ただ、やっぱり「盛り上がれば良いな」と思っているのは事実。そして、できればその真ん中に名前は置いておきたいという気持ちはあります。
三浦さんが提案してた「スタートシティ」という言葉。
僕は、福岡市ではないのですが、このスタートができる環境にいることをもっと感じることができるような動きをしていかなければならないといけません。まだまだです。
とにかく動かなきゃと感じたイベントでした。
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最後に書籍と以前書いた読書感想文のリンクを貼っておきます。
※この記事を執筆時点ではまだ三浦さんの最新刊は読書中。
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