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「見たことある」を作る

ついつい僕たちは新しいものを作りたがりますが、
新しいものというのは、
理解される状況にするまでに相当な力を要します。
今回はそんなお話です。

こんにちは、稲本です。福岡でコミュニケーションや情報伝達に関わる仕事をしています。普段から毎日noteを更新したり、ポッドキャストを週一回リリースしたりと日々情報発信をしています。
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新しいことや概念というものは
なかなか受け入れてもらえないことが多いのですが、
それは決して相手が悪いとかではありません。
絶対にそう思ってはいけません。

結局は伝え方、コミュニケーションの仕方だと
考えた方が建設的だと思います。

ではどのように伝えるのがいいのか。
ちゃんと伝えてるのにわかってもらえないという人もいると思いますが、
僕がお勧めしたいのは、
タイトルにもある「見たことある」を作るということです。

これは、正確である必要はありません。
似たようなものでも構わないのです。

「あー、そういうのどこかで見たことがある」

という状況を作るのです。

作り方は、一朝一夕ではいきません。刷り込みが必要です。
似たような状況をたまには演出で作るというのも大切です。

具体的な自分の例で言いましょう。

先日社内の研修がありました。
そこで僕は発表の機会をもらっていたのですが、
オンラインでの発表だったのです。
つまり、オンラインセミナーのような形での
発表機会だったわけです。

僕はどこか、これからのオンライン◯◯に必要なのは
プレゼン力だと思っている部分があるので、
様々な実験を必要とされていないのですが
今回で言うと「チャットに答えながら発表をする」
というスタイルを実験してみたのです。

これをしたことで、
とりあえず今回研修に参加した人には
「チャットに答えながら発表をする」というものが
「見たことあるもの」に変わったわけです。

この状況ができたことで、
いつか、オンラインセミナーの仕事が来た場合
「あの時にやったもの」という認識下で
話を進めることができる状況になります。

「聞いたことがある」よりも
「見たことがある」のほうがパワーが強い

僕の例は、小さいものですが、
何か新しいことをしていこうとするならば
小出しでもいいので、「似たようなものを見せておく」
というのはイメージの統一を作る上でも
大切なことだと思います。

「見たことある」があれば、
あなたの新しいそのアイデアへの仲間が増やしやすいと
思いますので、よかったらお試しください。

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重ねてご案内になりますが、
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