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大坂なおみ選手が、テニスの全豪オープンで優勝
大坂なおみ選手が、テニスの全豪オープンで優勝しました。
いやぁ強かった。
そうそう僕もこう見えて(見えてない)中学・高校とテニスをしていますので、ほんの少しですが、やってきた目線でプレーを見るのですが、素人テニス経験者の戯事として今回の大坂なおみ選手を解析してみようと思います。
今大会の大坂選手の強さで言われているのが、メンタルとフィジカルがかなりバージョンアップしたということかと思います。
まずメンタルの部分ですが、かなりプレー中に無表情というか集中している状況がみられました。いいショットを打ってもミスをしても感情を出さずにいるのが感じられました。数年前までは、どちらかというと感情を押し殺すというような様子がみて取れたのですが、今回は自然にそうなっているのが感じられました。
そしてフィジカルの部分。体幹トレーニングをかなりしてきたようで各種スウィングが触れていなかった印象があります。またスロー映像などをみるとボールを最後まで見ているのも感じられました。フェデラーまではありませんが、打った後に顔が打面に向いている、つまり最後までボールを見ているということの象徴です。
ショットについては、何より今回バックハンドのクロスのショートアングル。これがすごい強い要素だったと思います。
トップスピンで擦り上げながら打つことは前からもやっているでしょうし、女子のプレーヤーでも特に両手打ちの選手は多い打ち方です。しかし、今回の大坂選手は擦り上げるというショートアングルではありませんでした。
僕らが全盛期の頃に活躍されていた選手にアンドレアガシという選手がいますが、この選手が時々打っていたバックハンドに似ている体の使い方をしていたように見えました。
体の軸をぶらすことなく、少し回転を早くして、左手を前に出す感じで打つ
このショットが非常に多く攻撃的に決まっていたように感じます。
これができるとコートをかなり広く使えることができるので、そりゃ強いわという印象でした。
今回は本当にこのショットがすごかったというのが感想です。
まだまだ・・・らしいので、今のところハードコート以外での戦績がよくない大坂選手ですが、今のメンタルとフィジカルでもって、グランドスラム達成を、今年オリンピックがあるならばゴールデンスラムも夢じゃないと思うので、引き続き応援をしていこうと思います。
※その昔、このショットが打てた時が僕にもあるのですが、そりゃ気持ちのいいもんですよ。
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