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ウェブマーケティングの変化に翻弄されるか否か?

少しウェブ屋ぽい話になりますが、ウェブサイトの運営において大きな転換期を迎えています。簡単にいうと「データが取りづらくなった」ということです。

こんにちは、稲本です。福岡でコミュニケーションや情報伝達に関わる仕事をしています。スキやフォロー、またはTwitterのフォローとかいろいろしてくれると、涙を堪えるために上を向きます。@sevenina

ウェブサイトの運用において、データの活用というのはとても重要なものです。というか、「ウェブはデータが取れるから」という印象は誰もが持っていると思います。しかし、今国家レベルにおいて個人情報保護に関する規制や制約が厳しくなってきていて、それに合わせてAppleやGoogleというブラウザを提供している会社が機能を付加してきています。

言葉でいうと「サードパーティクッキーの廃止」ってやつです。これは別にAppleやGoogleじゃないとだめということではなく、自分のドメインの中で集めなさいよということです。

例えば、僕がサイトを持っていて、そのサイトのドメインでクッキーを利用するのは何ら問題はないのですが、広告系のサービスを使うために他社ドメインでのクッキー利用ができないということですね。

ウェブ屋さんだけではないと思うので、例えて言いますと

近所のコロッケ屋さんでは、どのチラシから来店したのか、どのチラシのクーポンを利用してこの人は購入したのかという情報をコロッケ屋さんがコロッケ屋さん名義で集めるのはOKですが、タウン誌とかに掲載した上での集客に関してはそもそもデータがとれないよ

まぁ、そりゃそうだということ。

おいらのデータは誰が持っていってるんだ?

という問いに対して、

「はい、僕です!」

と言える状況にするということですから、そりゃそうだ。です。

そりゃそうだなんですが、これが、今のウェブ業界、ウェブ広告業界にとっては大きなマインドシフト、ツールシフトが必要になってくるのです。

おそらく・・・ですがこれまでのウェブマーケティングは大きく2極化すると思っています。

ウェブマーケティングの本質をきちんと理解していた人にとっては、基礎体力がきちんとしているからルールが変わっても対応できると思いますし、より加速していくのでしょう。しかしそうでない人、つまり、上澄みの美味しいところだけでウェブマーケティングを行っていた(行えていた)人にとっては、時間と労力をものすごく使うこの一年になるのでしょう。


もし気に入ってもらえたら嬉しいです。情報の発信とコミュニケーションについていろんなチャレンジをしていきます。どうぞよろしくお願いします!