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現在地の説明をしてみてはいかがでしょうか?コミュニケーションの話。

最近増えてきた仕事のひとつに「説明」があります。
これまでも説明は行ってきましたが、
最近の説明はまた少し違う毛色を持っています。

そして同じくこれまでよりも「説明」に対して
意識が向くようになったと言うか、
その重要性を理解し始めてきた感じもあります。

まだ発展途上な頭の中ですが、
その状況も共有させてもらおうと思いまして
今回記事を書いてみています。

様々なシチュエーションで説明って必要です。
一番わかりやすいのは制作物に関して
どうしてこういうデザインになったのか、
どうしてこういう機能をつけたのか
といった部分の説明です。

これは制作物に関して
きちんと意図を理解してもらうために
デザイナーなどがやらないといけない所作の一つだと
思っています。

昨今では僕は例えば
「価格の説明」「現象の説明」「状況の説明」
など、もう説明することが仕事になってきている感じもあります。

仕事をやりながら、
予算オーバーな状態が見えてくれば、
なぜ予算オーバーするのかという説明をして
相手に理解してもらうこと

ミスを起こしてしまったならば
どういう状況でそのミスが生まれたのかを
きちんと整理、説明報告をすること


これら説明は何のためにしているのかを
一度整理しましょう。

何のために説明をするのか・・という問いには
僕はこう答えます。

「現在地を共有するため」

説明が必要な状態というのは
基本的に「混乱をしているとき」であると
考えています。

提出したデザインに対する考え方
ミスをしたときの原因の捉え方
など、言う側と聴く側の現在地がずれていると
結局コミュニケーションが悪くなるのです。
そこの足並みをそろえるために、
現在地を共有して同じ方向を可能な限り向くというのが
説明だと思っています。

逆を言えば、
現在地を伝えないものは説明ではないとさえ思います。
ときに説明した方が混乱するってことがあるじゃないですか。
そういうのは現在地を伝えていないということになります。

現在地を説明する際には、なにより冷静な状況を
作らないといけません。説明側がわちゃわちゃしてしまっては
現在地をどっしりとお伝えすることは不可能です。

わからないところはわからない
わかるところはわかる
どこからきたのか、どこに向かおうとしているのか
もしくはどこに止まっているのか

今いる場所をきちんと伝えることが説明です。


皆さんも暮らしたり仕事をしていれば
何かしらの説明をするシチュエーションにでくわすでしょう。
その時は、「現在地の説明」を意識してみてはいかがでしょうか?

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イナチャンネルnote - 稲本浩介⛩️
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