【ななちゃんのお産④】
また今日も、前回の続きを書いていこうと思っています。
2024.5.9(30w5d)
子宮内胎児死亡から1週間
入院から3日目
朝起きると、陣痛はほぼなくなっていた。
夜中もほとんど痛みを感じず、寝ていた。
9時ごろに部屋に戻ってきて、そこから少し陣痛も落ち着いたようだった。
助産師さんも、何度か部屋を覗いてくれたそうだが、寝ているようだったから、大丈夫かなって思ったと言っていた。
7時ごろ朝ごはんを食べ、助産師さんが食べ終わった頃に、
シャワーとか浴びたいですよね。
先生の診察は9時ごろにしましょうか?
と言ってたけど、先生が8時40分ごろには部屋にやってきて、
痛みはどう?
診察できる?
と聞いてきたので、すぐに診察となった。助産師さんも
せっかちな先生でごめんなさいね
と笑っていた。
私はすでに、そんな先生も好きだなって思っていた。
診察をして、今日は点滴の種類を変えて、陣痛を起こすのかな?なんて思っていたのだが、内診をすると、
3センチになってる。
昨日より閉じちゃってるなー
とのことで、点滴かと思っていたら、
子宮頸管をもう一度広げる処置をします。
と、また子宮頸管拡張剤を入れる、とのことだった。
うわぁ、またあの痛みか。
と悩む暇もなく、処置が始まる。
イタッ。ヒーッ。スーッ。
細いところに、細長いものがどんどん入れられていく感じ。器具も入ってるので、少し機械的な音。最後にガーゼを詰められて終了。12本入ったみたい。
2回目だったので、1回目よりはあっという間に感じたけれど、やっぱり慣れない痛み。私は、この痛みより陣痛のがいいかもしれない、と思うくらいでした笑
車椅子で部屋に戻り、またダラダラ過ごしていました。
七奈ちゃんの、770羽の鶴も完成してしまったので、繋げるために、夫に裁縫道具を持ってきてもらいました。
ベッドで座りながら、鶴を繋げる作業。
とてもはかどり、無事に完成しました。
義母や母、妹、子どもたち、義弟夫婦、甥っ子、先生、看護師さん、助産師さん、いろいろな人が七奈ちゃんのために折ってくれた鶴。
とても嬉しかったです。
とにかく、この日は子宮頸管を広げましょう、という日だったので、あとはベッドの上で読書。本も2冊くらいは読了。
夫も面会は1時間くらいで帰って行きました。
主治医の先生も、2,3度部屋を訪れてくれました。途中陣痛が少し起こったタイミングもありましたが、定期的にならず、本陣通に繋がらず。
ナースコールも1回したけれど、そうすると弱まる。
みたいな感じで、夕方までベッドにゴロゴロしていました。
夕方16時半ごろ、先生のお声がかかり、診察室へ。
5〜6センチになりましたね〜
でも明日になると閉じちゃうかもしれませんから、このまま入れたまま、夜を過ごしましょう。陣痛がきたら、それはそれでよいので、知らせてくださいね〜。24時間はつけていて大丈夫なので、明日の朝一番で外しましょうね
と言っていました。
夕方になり、陣痛らしき痛みもほとんど落ち着いてしまい、ゆっくり夕食を食べ、過ごしました。
主治医の先生も
早く家に帰りたいよね。
お家が心配だよね。
でもきっと、七奈ちゃんもママとゆっくりしたかったんじゃないかな〜。
七奈ちゃんとゆっくりする時間だと思って、過ごしてね。
と言ってくださいました。
確かに、お家のことは(特に次男のことが)心配でしたが(何度も泣いてる次男からの電話がありました)、家に帰ればまた上の子たちとは過ごせるから、七奈ちゃんとの時間も大切にしようと思えました。