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【海外転職】マレーシアへの初海外転職:まとめ

去年の私は、今の私を想像していただろうか。初の海外転職、それもマレーシア。振り返ると、これはただの思いつきから始まった話だった。

なんとなく応募してみたら…

去年の転職活動中、ふと思った。「海外転職ってどうなんだろう?」。普段から海外ドラマを観て「英語喋れるっていいな〜」と憧れはあったけれど、実現するなんて夢物語だと思っていた。

それが、興味本位で出した応募が意外にも通ってしまい、気づけば書類準備や面接に追われる日々。いつの間にか「海外転職決定!」の文字が現実になっていた。自分でも「え、これ本当に行くの?」と半信半疑だったけれど、勢いって怖い。何だかんだで渡航することになった。

不安の連続だった日々

エッセイと呼べるほど洒落たものではないけれど、転職活動中はリアルタイムで不安を綴っていた日記がある。今読み返してみると、当時の自分がいかに心配性だったかがよくわかる。

「ビザ、ちゃんと通るかな?」「会社の雰囲気はどうだろう」「英語が通じなくて詰むんじゃないか?」そんなことばかり考えて、夜な夜なググっては「うわ〜やばいかも」と思うの繰り返し。でも不思議と、その不安が「じゃあ準備しよう」に変わることもあった。焦りが行動に火をつけたのかもしれない。

実際に来てみて気づいたこと

そして今、私はマレーシアの首都クアラルンプールにいる。初めての海外生活は混沌そのもの。「国際的」と聞くとキラキラして聞こえるけれど、実際には多国籍文化のカオスだ。英語は通じるけど、マレー語や中国語、タミル語も飛び交い、目が回りそうになる。最初は「英語だけで何とかなるでしょ」と思っていたけど、やっぱり言語の壁って厚い。

ただ、それ以上に思ったのは「この国の温かさ」。異文化に溶け込むのは難しいけど、現地の人たちは親切で、助けてもらうことも多い。人の優しさが「何とかやれるかも」と思わせてくれる。

縁が導いた場所

こうして振り返ると、マレーシアで働くことになったのも一つの「縁」だったんだなと思う。応募した時は適当に感じていたけれど、通ったのも、会社が受け入れてくれたのも、何かの巡り合わせだったのかもしれない。

不安ばかりの転職活動も、こうして現地にいる今では「無駄じゃなかった」と思えるようになった。大変なことは多いけど、それも含めて「人生の一部」だと感じられるようになったのは、ここに来たおかげだと思う。

これからどうなるかは、わからないけど…

もちろん、まだ慣れない部分は多いし、課題も山積みだ。でも、この経験が自分にとって大きな糧になると信じている。そして何より、この国に飛び込むことで、自分自身の可能性が少し広がった気がする。

これから先、どんな日々が待っているのかはわからない。でも、縁に恵まれてここにいる以上、できる限りのことをやってみようと思う。たまには愚痴を言いながら、前に進んでいけたらいいな。


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