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ダイビングを楽しむ ②
水中ナビゲーション
「Cカードを取得すればバディダイビングを楽しむことが出来ます」とインストラクターから教わったと思います。
しかし、実際のダイビング活動において、Cカードを取得したばかりでバディダイビングを行うことは、ほぼ不可能と言っても良いでしょう。
コンパスナビゲーション&ナチュラルナビゲーション
ふたつの方法を使って目的地まで行き、目的を楽しんで、安全に陸へ帰ってくる。バディで潜水計画を立て潜ることがバディダイビングですね。
透明度が低い海況ではコンパスを駆使して、透明度が高い海況ではコンパスと地形を利用してバディダイビングを楽しみましょう。
水中マップの例
お目当ての生物がどこにいるか現地サービスのスタッフに確認してみよう。
潜水計画
潜水計画を立てるにはいくつかの厳守があります。
① ダイビングの目的
② サインの確認(水面、水中でのサイン)
③ 緊急事態の対応方法
④ バディチェック(陸場での器材チェックなど、バディの器材の色など)
⑤ エントリー方法
⑥ 潜行方法
⑦ 潜行後の在り方
⑧ 最大水深
⑨ 残圧確認
➉ エクジット方法
なんとなく並べてみましたが、最低でもこれくらいの事柄は必要になりますね。他にも現地ダイビングサービスが定める最終エクジット時間なども要チェックです。
海況調査
「最近〇〇に可愛い〇〇がいるから観にゆこう」という理由でバディダイビングの予定を立てるのも楽しいですね。
ここでひとつアドバイス!
当日の海況によっては目的のポイントでダイビングが出来ないこともあります。「目的地がクローズなら中止もしくは延期」にするか「予備のポイント」を調べておくかも大切なところです。
天候チェック
日程が近づけば、お天気アプリや天気予報でおおよその検討はついて来ますが、やはり大事なのは前日と当日朝の確認です。
台風が発生したら
台風は夏場によく発生しますね。多くはフィリピン近海やミクロネシアなど。最近は小笠原沖合などもあります。
台風が発生すると、たとえ遠方にあってもウネリの影響はすぐに出てきます。
伊豆半島は台風が来てもどこかしらのポイントでダイビングが出来るという事は伊豆ダイバーの常識になっていますが、直撃コースや通過翌日などは公共交通や道路の陥没、土砂災害などが予想されます。これらも考慮して計画をどうするか考えたいものです。
セルフダイビング申込書、同意書の例
各現地サービスによって様々な違いがあります。事前に確認を済ませておけば、当日あわてずにバディダイビングが楽しめますね。
上達の秘訣はやっぱり練習
早くバディダイビングに挑戦するには、同じダイビングポントに通うことが大切です。そして出来れば同じショップで経験を積むことです。
「いつかバディダイビングをするんだ」という目標を持って潜ることも大切です。
同じショップで同じポイントを潜り続けることは「練習」に繋がります。
大体の地形や見どころがわかって来たら、インストラクターに「バディダイビングを見てもらう」と良いですね。
バディのどちらかが先頭に立ったダイビングを、同じコースで一本ずつ交代して行う。その様子をインストラクターに見てもらい、ダイビング後にアドバイスをもらう。こういうことを繰り返して行くのも「目標」があればとても楽しいものですね。
人とのつながり
同じダイビングショップを利用して、同じポイントで繰り返しダイビングをしていれば、現地ダイビングサービスのスタッフたちも「あの人は〇〇さんのお客さん」という風に認識してくれるようになります。
そうすると、いざバディダイビングを申し込むとき「あ、あなたがたはよくウチの海を潜っていますね」と気持ちよく申込を受諾してくれることでしょう。
初めてのポイントは・・・
経験を積んで行くと、今まで行ったことの無いポイントでもバディダイビングをやってみたいと思うようになります。
それは新たな挑戦。
ドキドキワクワク感で興奮状態になること間違いありません。
初めてのポイントでは、現地スタッフの説明をよく聞いて、わからない点は何なりと質問をして不安要素を払拭しましょう。事前にメールで質問しておくのも良いでしょう。
ワンポイントアドバイス
現地サービスやダイビングシッョプへの質問はなるべくメールが良いでしょう。電話は「申込」「問い合わせ」などが多々あるため、長電話にならないように気をつけたいところです。
バディダイビングを楽しむことは、あたなのダイビング活動を益々充実した素晴らしいものしてくれるでしょう。
では、また。
セブン|横浜.妙蓮寺.大口ダイビングショップ
担 当 鈴木孝壽 (すずき たかひさ)
メール diversseven7@gmail.com
メール seven7@office.nifty.jp
所在地 〒221-0005 神奈川県横浜市神奈川区松見町3-933
TEL 045-432-5921
FAX 045-716-9221
携 帯 090-3063-6323
夏季営業時間 8:00~21:00(4/16~10/15)
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WEB http://yokohama-dive-seven7.com/