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カードゲームにおける緊張との向き合い方
久しぶりのnoteです。
あまり書くネタが思いつかなかったのもあり半年程サボってしまいました。
今回エボルヴアドカレ2024の12/30を担当させて頂いたのをきっかけにまた書いて行ければ良いなと思います。
突然ですが皆さんは大会で緊張した事ってありますか?
もしかしたら「いや緊張なんてした事ない」って方もいらっしゃるかも知れませんが、私の考えではその大きさに個人差はあれど「緊張はするもの」だと思っているのでその前提で話を進めて行きたいと思います。
緊張がもたらすデメリット
この辺は説明しなくてもなんとなくわかって頂ける気もしますが定義の為にも一度書いておきます。
大型大会のバブルマッチ
有名なプレイヤーとのマッチアップ
フィーチャーテーブル(配信卓)
等、通常とは違う状況下での試合では普段にも増して緊張する事もあるでしょう、その中でプレイを行ってる訳なので当然プレイに影響が出てしまう可能性があります。
リーサルを逃してしまった
普段やらないようなミスをしてしまった
マリガンを間違えてしまった
大事な試合でこれをしたせいで負けてしまうと一生悔やんでしまいそうです・・・
また、手が震えてシャッフルに影響が出てしまう人も見た事があります、これらは緊張による損失だと言えるでしょう。
では損失をしない為にはどうするのが有効なのか、自分なりの解釈を書いて行きたいと思います。
緊張はするものと考える
上でも書きましたが、「緊張はするもの」です。
緊張しているなと感じた時にそれを闇雲に無くそうとか抑えようとしても逆効果な事が多い(緩和させる事はある程度可能ですが)ので考え方を変えましょう。
緊張はするものなのでそれを頭に入れた上で、緊張した状態でもどうすればプレイを通常通り行えるかに焦点を当てていきましょう。
自分がどれくらい緊張するかを把握しておく
これはせめて心構えだけでも備えておこうと言う話で、「あー前は決勝でめちゃくちゃ緊張したから今回もするだろうな」くらいの感覚でも十分です。認識しているだけで体感は全然変わったりします。
また、緊張する事は恥ずかしい事ではありません。
どれだけ緊張していようが勝てば問題ないのです、自分がどれくらい緊張するかを把握し、受け入れて行きましょう。
ルーティンを作る
スポーツ選手がやったりするあれです、決まった動作を行う事で、ゲーム開始前に脳をフラットな状態にしやすくなります。
ただし、拠り所にしていたルーティンを忘れてしまった場合逆効果になり得る為、「必ず行わなければならない行動に何かを足す」形が良いと思います。
例えば
シャッフル動作
デッキを出す時
エボルヴデッキ確認時
等がオススメです。
ちなみに私はシャッフル時にルーティンを設けています。
緊張意外にも思考がごちゃついた時や連戦で疲れを感じた時にも有効なのでルーティンを作っておく事をオススメします。
めちゃくちゃ練習する
身も蓋も無い話ですが自分の許容いっぱい練習しておくことはかなり有効です。二つ理由があり、一つは「あれだけ練習したんだから大丈夫」という思考が持てる所です。
ここまで思える程練習するのは中々難しいですが・・・
もう一つは練習で何度も通った分岐であれば考えずとも正しい手を打てるようになる部分です、俗に言う進研⚪︎ミでやったところだ!ってやつですね、この引き出しを増やしておくことでコンディションに関係なく正しいプレイを行う事に繋がる事が出来ます。
成功体験を思い出す
私はこれもよくやりますが、自分が戦ってきた中で一番強かった相手に勝利した時の事、大型大会で優勝した時な事等の成功体験を思い出す事で「あの時と比べたらこのくらい何とかなるだろ」と思う事が出来ます。
まあ実際は前回より今回の方がハードルが高かったり相手が強かったりする事もあるでしょうが、試合前までにそう思えれば良いのであまり関係はありません。
これは人によって内容が様々だとは思いますが、何か自分の中で成功体験があるのであればその時のことを思い出して見ましょう。
緊張がもたらすメリット
さて、ここまで緊張に対してネガティヴな事を書いてきましたが、私は必ずしも緊張する事が悪い事だとは思っていません。「適度な緊張は高い集中力を生む」と考えています。
よく「緊張感を持つ」とか言いますよね?ようは同じ話だと思いますが最近はこれをある程度自覚していて、一回戦とかだとあまり大会が始まった実感がなく、緊張感が欠けていたりしていたので大型大会ではプレイ面を除けば体調と緊張度合いに気を遣っているつもりです。
上記が私が考える緊張との向き合い方です。
正直自分は今でこそそこまで緊張が大きくなってしまう事は無いですが、別のTCGで初めて競技レベルの大会に出た時等はそれなりに緊張しましたし、緊張でミスをしてしまった経験もあります。
この記事の内容を完璧に頭に入れたからと言って必ずしも改善出来るとは限りませんが、多くの人が輝ける場所で光るプレイを出来る事を願います。