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【連載小説】純文学を書いてみた

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初めて書いた小説です。僕と白杖ガールの心の交流を描きながら、「生きづらさ」について考えました。 しかしながら、純文学ではないような……
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#純文学を書いてみた

【連載小説】純文学を書いてみた  最終話

【連載小説】純文学を書いてみた  最終話

大学生の「僕」はもう一度彼女に会うことができるのでしょうか?
前回…https://note.com/sev0504t/n/n87aa57030c68
1回目…https://note.com/sev0504t/n/n19bae988e901
最終回になります。読んでいただいてありがとうございます。
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 土曜日の朝、白いアルト

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【連載小説】純文学を書いてみた4-1

【連載小説】純文学を書いてみた4-1

白杖ガールと大学生「僕」の交流を描いたお話です。舞台は平成20年頃です。
前回…https://note.com/sev0504t/n/nb5ce0f041ed1
1話…https://note.com/sev0504t/n/n19bae988e901
13回目よろしくお願いいたしますm(_ _)m
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今年の体育

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【連載小説】純文学を書いてみた1-4

【連載小説】純文学を書いてみた1-4

前回…https://note.com/sev0504t/n/nc839c66743c3
連休なのでステイホームで書いています。
コロナが落ちつきますように…

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「おきてるけど?」
「あさって、ちょっとつきあってほしいところがあるんだが、いいか?」

「いいよ」
「大丈夫だよ。行ける」
念のためもう一言僕は続けた。

「そうか、ありがとう」
 父はいつものように言葉

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【連載小説】純文学を書いてみた1-2

【連載小説】純文学を書いてみた1-2

前回……https://note.com/sev0504t/n/n19bae988e901
読んでいただいた方も多く、本当にありがとうございます。毎週日曜日にあげることをがんばります。

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また別の日、僕は先生に呼ばれた。

「ミキちゃんの家から電話があって、今日はどうしてもお迎えこれないんだって。それでね、今日はお父さんが迎えにきてくれるみたいだから、いい子でま

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