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#連載小説
【連載小説】純文学を書いてみた 最終話
大学生の「僕」はもう一度彼女に会うことができるのでしょうか?
前回…https://note.com/sev0504t/n/n87aa57030c68
1回目…https://note.com/sev0504t/n/n19bae988e901
最終回になります。読んでいただいてありがとうございます。
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土曜日の朝、白いアルト
【連載小説】純文学を書いてみた4-3
白杖ガールと大学生「僕」の交流を描きます。
前回…https://note.com/sev0504t/n/nb24cac588dd1
1回…https://note.com/sev0504t/n/n19bae988e901
いよいよ終盤へ。よろしくお願いいたします。
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受験生を連れまわし、挙句の果てにはホテルへ
【連載小説】純文学を書いてみた4-2
白杖ガールと大学生「僕」の交流を描きます。今回は急展開ですが、果たしてどうなることやら。
前回…https://note.com/sev0504t/n/n4ea978e4f327
1回…https://note.com/sev0504t/n/n19bae988e901
どうぞ読んでやってくださいm(_ _)m
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素人がステイホームで人生初めての純文学を書いてみた結果、自分と向き合い生きることを描いた「僕」からむしろ教わった話 ~あとがきにあらすじを添えて~
全16回に分け、ひとつの物語を書き終えることができました。人生最初の私のつたない小説を読んでいただいた方々、発表の場、プラットホームを与えてくれたnoteさんに感謝です。読みにくさもたくさんあったと思いますが、本当にありがとうございました。
10年くらい前から構想だけはしていました。母親を失ったことに何の感情も持てなかった主人公「僕」が、白杖ガールの「彩」と出会い、彼女との対話や交流を通して
【連載小説】純文学を書いてみた4-1
白杖ガールと大学生「僕」の交流を描いたお話です。舞台は平成20年頃です。
前回…https://note.com/sev0504t/n/nb5ce0f041ed1
1話…https://note.com/sev0504t/n/n19bae988e901
13回目よろしくお願いいたしますm(_ _)m
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今年の体育
【連載小説】純文学を書いてみた3-1
ちょっと今回は重い感じですが、すごい好きな文章になりました。
前回…https://note.com/sev0504t/n/n59f2cc2c5c9f
どうぞ読んでやって下さいませm(_ _)m
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僕らは同じ道を、同じような少ない客を乗せたバスで、同じように無言で帰った。窓の外には稲刈りを待つ稲穂がいっぱい
【連載小説】純文学を書いてみた3-2
前回……https://note.com/sev0504t/n/nf397b150ee39
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今週は青い背表紙のファイルが十二と黄色の背表紙のファイルが六つだった。
「あら、今日はあなただけなの?」
父の荷物を車に積み終わって職員室に入ると、尾村さんは少し不思議そうな顔をして、僕に挽きたての香りのいいコ
【連載小説】純文学を書いてみた2-4
人をスキになるってステキですよね。
「僕」はスキになるんでしょうか?
前回……https://note.com/sev0504t/n/n3a3099bb31ce
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それは野球のように見えた。
でも、多くが普通の野球と違う。まず音が、歓声がない。ボールをピッチャーが転がし、バッターが今まさに打とうとしていた。
ボールはどうだろう。
ハ
【連載小説】純文学を書いてみた2-2
ロゴがMONGOL800みたいと今気づきました。
この物語はフィクションです。そういえば。
そんなわけで…よろしくお願いいたします。
前回……https://note.com/sev0504t/n/nb4c9af8a6cf4
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「すみません。またお世話になることも多いと思いますがよろしくお願いします」
いつもの倍以上の滑舌の良
【連載小説】純文学を書いてみた2-1
前回……https://note.com/sev0504t/n/ncd1fbe135d2c
長男(7才)の将来の夢は「6cmになること」らしいです。
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朝からの寝覚めはいつもの天井。
角度ある朝陽が肌を突き刺すほどにまぶしく、空は午後の抜けるような青色を想像させた。天気だけはよさそうだ。
父はまだ寝ているようだったので朝食の用意をし、一週間たまった洗濯を旧式の
【連載小説】純文学を書いてみた1-3
前回……https://note.com/sev0504t/n/n4594cf565e0c
純文学を書きたかったけれど、これは純文学なのか……兎に角がんばります。
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母の遺品を整理しているときの父は静かだった。それは整理ではなく、むしろごみ出しの用意のようなもので、本当に大事なものがあるかは僕に尋ねてきた。
「なあ、これ母さんのマフラーか?」
「うん。だいぶ前のだね。これ
【連載小説】純文学を書いてみた1-2
前回……https://note.com/sev0504t/n/n19bae988e901
読んでいただいた方も多く、本当にありがとうございます。毎週日曜日にあげることをがんばります。
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また別の日、僕は先生に呼ばれた。
「ミキちゃんの家から電話があって、今日はどうしてもお迎えこれないんだって。それでね、今日はお父さんが迎えにきてくれるみたいだから、いい子でま
【連載小説】純文学を書いてみた1-1
初めての作品。じっくり育てていきたいです。よろしくお願いいたします。
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僕がまだ小さくて言葉も記憶も曖昧なときに、母はカール・ブッセの詩を書いてトイレの壁に貼った。
山のあなたの空遠く
「幸い」住むと人のいう
ああ、われ人と尋ねとめゆきて、
涙さしぐみ、かへりきぬ。
山のあなたになほ遠く
「幸い」住むと人のいう
喪失感はゼロではない。