【ポケカ】ギラティナVSTARデッキ
はじめに
こんにちは、ポケカプレイヤーのsetyです。
今回noteで紹介するデッキはギラティナVSTARのデッキになります。
ネット上でも強いと噂のデッキタイプで、周りにもプロキシを使って回している人がたくさんいたので自分なりに組んで調整してみました。
発売前なので大会等での使用はまだですが、かなりの回数まわして調整した結果とても強いデッキになったので最後まで読んでいただけると幸いです。
デッキコンセプト
ギラティナVSTARの技、ロストインパクトは280というVSTARをワンパンできるほどの高いダメージを与えることができます。
また、VSTARパワーのスターレクイエムは無条件で相手を気絶させることができる強力なものとなっています。
しかし、技を打つためにはエネルギーが草と超の２タイプのエネルギーが必要となります。そのためにロストゾーンをどんどん肥やしてミラージュゲートで加速して強力な技を連発していくのがこのデッキになります。
環境における立ち位置
現在の環境は勝率や使用率の面から、
Tier1
・パルキアVSTAR
Tier2
・アルセウス（うらこうさく）
・ミュウVMAX
Tier3以下
・アルセウスジュラルドン
・ディアルガVSTAR
・ルナトーン&ソルロック
・ミュウツーVSTAR
・ヒスイゾロアークVSTAR …etc
であると考えます。
ギラティナVSTARは他のVSTARからワンパンされにくい上に他のVSTARポケモンをワンパンしやすいため、VSTAR主体のデッキが大半を占める現在の環境にかなり噛み合っているポケモンだと思います。
また、ウッウやヤミラミの登場により非V主体のデッキタイプやVMAX主体のデッキにも強く戦うことができるかなり万能で強力なデッキタイプになりましたので新環境ではTier1.5前後になるのではないかと考えています。
そこでまずはVSTARポケモンをワンパンできる強みを生かしてギラティナVSTARのデッキを組んでみることにしました。
デッキ草案
Youtubeで公式チャンネルにクリーチャーズ井上さんのギラティナデッキの動画が投稿されて、その直後に組んだデッキがこちらになります。
まわしてみた感想としては、強いデッキだけど明確に不利なデッキがいくつか存在するだろうという感じでした。
その代表例が非V主体の高火力を出してくるデッキたちです。
このデッキを組んでしばらく対戦した数日後、全カードリストが公開されま
した。その後に組みなおしたものが以下のレシピになります。
有料記事を購入していただきありがとうございます。
かなり頑張って書いたのでぜひ参考にしてください。
デッキレシピ
これが今回たどり着いたレシピになります。
変更カードは少ないですが、バランスがかなり変わりました。
各カードの採用枚数の理由
ポケモン
・ギラティナV ４枚
デッキのメインアタッカー
3-3ライン採用も考えたが不安定なため４枚
途中どうしてもロストゾーンに送らないといけない場合がある
どうしても場に出したいカードのため最大枚数の４枚採用
・ギラティナVSTAR ３枚
デッキのメインアタッカー
ギラティナVと同じように４枚採用も考えたがまわした感じ３枚で十分
とりあえず１匹進化できればサイドからの回収もしやすい
・キュワワー ４枚
デッキをまわすためのシステムポケモン
キュワワーでスタートできるとロストゾーンを肥やしやすいので４枚
回収ネットで２匹を使いまわす戦法がロストゾーンを肥やせて強い
序盤に引きたいため４枚、不要な分はロストゾーンに送れるのもメリット
・ヤミラミ １枚
強力なアタッカーだが技を打つための条件が厳しい
非V相手には優秀な技を持っている
必要な際はつりざおで使いまわすくらいで十分なので１枚採用
・ウッウ １枚
エネルギーなしで技が打てる優秀なポケモン
序盤から技が打ちやすい点も優秀
ミルタンクをワンパンできる火力がある
ギラティナのうち漏らしや非Vを倒す際に使えればいい
ヤミラミ同様つりざおで使いまわすくらいで十分なので１枚
・マナフィ １枚
キュワワーのHPが低くげっこうしゅりけんで倒されがち
パルキア相手にも強く出たいため採用
・かがやくゲッコウガ １枚
デッキをまわす際に安定感が増すため採用
他に相性のいい"かがやくポケモン"がほとんどいない
余った回収ネットで使いまわすのも強力
ミラージュゲートが山札から加速
→手札のエネをトラッシュしてつりざおで山札に戻す動きが強力
・クロバットV １枚
デッキの安定感を高めるために採用
このカードがあることでアクロマを安定して打ちやすくなる
ギラティナ以外がたねポケモンなのでハイパーボールと相性がいい
・クイックボール ４枚
場に出したいたねポケモンが多いため４枚採用
エネルギーをトラッシュしてつりざおで山札に戻す動きを通しやすい
・ハイパーボール ３枚
基本的にたねポケモンは素引き＆クイックボールで揃う
進化ポケモンを持ってくる用に使うことが多い
クロバットとの相性がいいため採用
コストが重くエネルギー等を切りすぎるとリソースが足りなくなるので３枚
２枚だと進化の安定感が低すぎるため３枚
・回収ネット ４枚
キュワワーやゲッコウガを使いまわす際に使用
爆速で山札を掘りたいため最大枚数の４枚採用
ダメカンが乗ったマナフィを回収して回復するのも強力
・ミラージュゲート ４枚
試合中に３回は使いたいため余裕をもって４枚
３枚だと序盤にロストやトラッシュした際の立て直しが困難だった
後半は雑に打っても強いためロストゾーンが肥えるほど腐らなくなる
・ポケギア ３枚
ロストゾーンがたまるまではアクロマの実験を毎回打ちたい
後半以降はボスの指令やマリィを探すのに役立つ
できるだけたくさん入れたいカード
２枚だと拾いきれないことも多々あったので３枚
４枚入れたいが枠の都合上３枚
・ふうせん ２枚
１枚使えれば十分だが絶対に使いたいため２枚の採用
基本的にはキュワワーにつけてターンの初めに特性を使って逃げる
余裕があればかがやくゲッコウガ等につけてもいい
ボスで縛られたギラティナを逃がす際にも有効
（ギラティナのみ逃げるエネルギーが２個で手貼りのみで逃げられない）
・ツールジャマー １枚
相手の大きなおまもりやこだわりベルトを無効化できるのが強力
使えれば強い場面が多いが対面によって必須とまではいかないので１枚
・ロストスイーパー １枚
ツールジャマーのかさ増しとして１枚
相手のスタジアムをトラッシュできるのが強力
自分のトレーニングコートを相手に使われたくない場合に使用
自分の場のポケモンのどうぐかスタジアムをロストすると２枚肥やせる
ロストゾーンを肥やす速度を上げたいなら複数採用もアリ
・ふつうのつりざお ２枚
エネルギーを山札に戻す際に使用
ヤミラミやウッウを使いまわす動きも強力
１枚だと足りないと感じたので２枚採用
２枚に増やした後はかなり使用感がよかった
・アクロマの実験 ４枚
先攻２ターン目、後攻１ターン目に絶対打ちたいため４枚採用
手札をキープしたまま山札を５枚掘れるのが強力
後半余った分は余裕をもってロストゾーンに送れる
・ボスの指令 ２枚
アクロマの実験を序盤に打ちたい都合上、後半に使用する
アクロマで準備が終わった頃には１～２回ボスが打てれば勝てるため２枚
ポケギアの採用により２枚でも手札に加えやすい
・マリィ １枚
相手の手札に干渉できるカードが欲しいため採用
ボスやアクロマを打ち続けるため打つ暇があまりないので１枚
・トレーニングコート ２枚
かがやくゲッコウガでトラッシュしたエネルギーを回収できる
毎ターン手貼りはしたいのでトレーニングコートを採用
相手のスタジアムを貼り替えられないと不利になる場合があるため採用
１枚だと若干不安定だったため２枚採用
・基本草エネルギー ５枚 基本超エネルギー ６枚
どちらのエネルギーも技を打つために必要なため同じくらい引きたい
ヤミラミが技を打つことを考え超エネルギーを少し多めに採用
キャプチャーエネルギーを採用したレシピで合計１２枚で十分だった
すべて基本エネルギーなのでトレーニングコートで回収して使える
→１枚減らした計１１枚採用、回しててエネ不足を感じたことはほぼない
採用候補カード
・リーフィアV
特性でのエネルギー加速が強力
VSTARパワーが強力だがギラティナのスターレクイエムのほうが使いたい
エネルギーの手貼りができなければ大きく後手に回る
特性を使うとターンが終了してしまうので技が使えない
クロバットと併用する際などのデメリットを重く考え不採用
・ザシアンV(超)
上記のリーフィアVと同様の理由で不採用
霧の水晶と相性がいいので両採用もアリ
・エネルギーリサイクル
エネルギーをたくさん戻せるのは強力
つりざおで２枚戻せれば事足りることが多い
ポケモンも戻せるためつりざおの方が使用感がよかったので不採用
・大きなおまもり
Vがワンパンされにくくなる
ベルトを相殺できる
ツールジャマーとの選択だと考える
おまもり相手にはベルト、ベルト相手にはおまもりになるジャマーを優先
・霧の水晶
エネルギーやキュワワーを持ってこれる
エネルギーはサーチせずともキュワワーやアクロマで引ける
ザシアンVを採用する場合は採用検討
・キャプチャーエネルギー
たねポケモンを持ってこれる点が強力
無色エネルギーとして働くので優先してロストされがち
クイックボールとハイパーボールで事足りることがほとんどなため不採用
エネルギーのかさ増しとしては使える
→基本エネルギーが多い方がプランを考えやすい
・メモリーカプセル
ミルタンク等を倒すために有効
ウッウやヤミラミがいるため不要と判断して不採用
・ナタネの活気
エネルギーを２色使うため草エネルギーの総数が少ない
２枚ドローが弱すぎるため不採用
・ロストシティ
採用検討
採用する場合はVSTARを４枚にした方が安定しそう
ゲッコウガで欲しいカードを無理やり引きに行くことが多い
→トレーニングコートを優先して採用
使用する際のコツ
・ロストを恐れないこと
アクロマの実験やキュワワーのはなえらびでエネルギーやギラティナV、ふつうのつりざおやミラージュゲート等ロストしたくないカードを引いてしまうことも多いと思います。しかし、それらのカードを温存してしまったために盤面の準備が遅れてしまうことがあります。その場合は盤面形成を優先した方が長期的に見てためになることが多いです。
例えば、序盤に引いたミラージュゲートは１枚くらい切ってしまっても勝負の結果に影響を及ぼすことはあまり多くはありません。また、基本エネルギーも多く入っているため１～２枚であればロストしてしまっても大丈夫です。その場合、山札や場にエネルギーが何枚残っているかを意識して戦うようにしましょう。
・サイドプランとエネの残量を常に意識する
ギラティナVSTARは280という高打点でVSTARをワンパンすることができるカードです。基本的にVSTAR主体のデッキ相手には2-2-2のサイドプランを取っていくことになると思います。その際、2-2で４枚のサイドを取ったタイミングでツツジが飛んでくる可能性がありますので４枚目を取る前にツツジを打たれても大丈夫な量のエネルギーを蓄えておく必要があります。ミラージュゲートで加速しておくか、VSTARパワーで温存するのも有効です。VMAX主体のデッキに関しては1-2-3のサイドプランで進めていくのが有効となります。１は非Vポケモンをウッウやヤミラミで倒す、２はポケモンVやVSTARをロストインパクトで倒す、３はVMAXをスターレクイエムで倒すというのが一番簡単にサイドを取り切る方法になります。しかし、相手もサイドプランをずらしに来ると思うのでその場合はスターレクイエムを使いつつエネルギーを温存していく必要があります。
・ヤミラミの技を有効活用する
ヤミラミはダメカン１２個を好きにばらまくことができる強力な技を持っています。この技がとても強力なので有効なばらまき方を意識しておくと今後より強くギラティナVSTARのデッキを使うことができるようになると思います。今回はその例上げていこうと思います。
・対ミュウVMAXデッキ
ミュウVMAXにギラティナVSTARで280
ヤミラミで残りの30とメロエッタ90で計120
・対うみのばんそうデッキ
ケイコウオ50とパウワウ70で計120
・対うらこうさくデッキ
メッソン60が２匹で計120
代表的にはこのあたりですが、VMAXにばらまいておくことでギラティナVSTARの２回の攻撃でサイドを取り切るのも非常に強力です。
・ロストゾーンを爆速で肥やす
このデッキは基本的にロストゾーンを７枚以上にしてミラージュゲートで加速していくデッキになります。キュワワーやアクロマの実験を駆使して遅くても先攻３ターン目、後攻２ターン目にはギラティナVSTARの技を打てるように練習しましょう。また、ギラティナVの技「アビスシーク」も手札の補充とロストゾーンの肥やしに有効です。先攻２ターン目で技が打てない場合は焦って進化させるのではなく落ち着いてアビスシークで準備をするのも有効です。回収ネットや"にげる"を使用してキュワワーのはなえらびを使える回数を最大にできるようになればかなり安定するようになります。
・臨機応変に対応する
当たり前のことですが、はなえらびやアクロマの実験で見たカードがすべてロストしたくない場合も多々あります。その際は状況や残りのリソースから割り切ってロストする必要があります。また、サイドプランを計算したり使う技を判断してその場その場で有効な手を選ぶ必要があります。これらに必要なのは経験値だと思うのであきらめずにたくさん使ってみてください。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
このデッキを組んでみて友人間でずっとまわしているのですが、勝率も体感で7~8割以上とかなり高くなっており、「勝てる気がしない」とまで言われましたので強さはある程度保証されていると思います。使ってみて合う合わないはそれぞれありますが、うまく回せばかなり強いデッキになっていると思うのでぜひ練習して使いこなしてください。
今後も様々なデッキを研究してnoteを書いていきたいと思っていますので是非ご期待ください。
もしこのnoteを読んで勝てるようになったり、内容が参考になると思ったらぜひフォローやコメント、スキで教えてください、拡散もしていただけるとうれしいです。
質問やnoteを書いてほしいデッキがあればコメントお待ちしております。
それでは、ありがとうございました！！
※今後も気づいたことがあるたびにこのノートを更新していこうと思いますので有料部分を購入していただけた方はぜひチェックしてみてください。