NOVAが強すぎた世界大会決勝のメタを解説します。
はじめに
この記事はPMGC GRAND FINALS を視聴前提とした物となっています。※以下ネタバレ注意です!!
どうもこんちゃ、ざわしです
遂に2021年の世界王者が決まりました!!
NOVA TUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
ここまで来たら3連覇期待しましょう!
それではご視聴ありがとうございました😊
END
終わらんよ、、
今回はGRAND FINALSで何故NOVAが勝てたのか?何故他のチームが勝てなかったのか?
メタの部分を徹底解説しちゃいます!!
すまん結構長くなった
※記事はいつも通り個人の意見、考えになりますのであらかじめご了承下さい
※今回は大会終わってすぐ出してるので、分析が甘い部分も多いと思います。眠いし、3時間で書いたし、、、
最終結果↓
2種類のスタイル
これ毎回言ってるんですけど、大きく2つのスタイルからチーム分けて解説します。
①安全地帯の外から組み立てるチーム
②安全地帯の中から組み立てるチーム
細かい動きはどのチームも異なりますが、ざっくり仕分けすると、
①を好んでいるのは
NAVI、A7、STE、INFIN、SZSTE、Secret、FG
②を好んでいるのは
NV、NRx、DX、DWG、S2G、FB、4RAL
その他、NGXは宇宙人👽で、GODLはゴリラ🦍です。
①外側のチーム
割と当たり前の話なんですけど、①の戦い方をしているチームはムーブ思考がにているので、①のチーム通しで当たりやすいんですよ。
で、今大会これらのチームは力の差が殆どなかったんです!!
要するに潰し合いが発生しがちでした。
具体的にはDay1はSTEが好調でしたが、Day2からはNAVIが好調。
他は割とトントンですかね?
毎回潰し合いに勝ち切れるチームが異なっていたので、総合ポイントにばらつきができてしまい、NV独走の要因に1つなったと思われます。
以下チームピックアップしてコメントします
10位 INFIN
正直彼らはやりたい事をさせてもらえませんでした。
具体的には外側から広く展開して1つ1つ盤面をコントロールするスタイルですが、展開の間に人数を欠けてしまう事が多く、ゲームをコントロール出来ませんでした。
まあ、基本的には3日目の1試合目にやまとん先生が解説してる通りです
後半やや復調しましたが、それでも思ったほどキル数稼げませんでしたね。(RCがいなかったから元気もなかったのかな?)
9位 A7
大外を周る動きが非常に上手く、刺さる場面もいくつか見られました。しかし、要所でファイトに負ける場面や、終盤NVにコントロールされる場面も見られました。
↑Day2-4試合目、4RALを狩った後、NVに狩られる
Day2-6試合目にもsecret との戦闘後、NV(青丸)にすぐ狩られます。マジで可愛そう。
7位 STE
エイム化物軍団。大会始まった頃はOrder4人とか言われてましたが、結局誰も真のOrderには勝てませんでした😭
Day1マッチ1とDay3マッチ1では大量キルドン勝つも見せますが、こちらも安定感に欠けました。
2位 NAVI
彼らは元々積極的にファイトを仕掛けるギャンブルチームです。大量ポイントか0かみたいな感じ。
ファイト能力は全チームでNO1だったんじゃないかと思います。
キルポイントもNVに続いて抜けているし、、
正直NVとの差は0ポイントの試合数だと思います。NAVIのスタイル上0ポイントの試合は生まれやすくなってしまいますが、NVがパフォーマンス落ちていれば、1位は変わってたかもしれないって感じです。
そう言うところもNVやべえ
② 内側のチーム
11位 DWG
DWGはEastのファイナルからスタイルを180度変えました。安全地帯が変わるたびに中央の家屋へムーブを繰り返すという、分かりやすく強力なスタイル。
このスタイルのメリットは
・終盤まで4人生存がしやすい
・中央の期待値が高い
逆にデメリットは
・最初の移動が早めなので物資が薄い
・終盤安全地帯に嫌われるとムーブが難しい
などが挙げられます。
Eastファイナルでは非常にこの動きが刺さり見事に優勝。
一方で今回のDWGはムーブ途中に家屋へ辿り着けず削られるシーンも多く目立ちました。Eastファイナルと比較して
・周りのチームレベルが上がった
・Eastファイナルは奇襲性があった。一方、今回DWGが同じムーブをしてくる事はある程度予測できた
などが挙げられると思います。
正直DWGはEastファイナルからパフォーマンスが落ちてたようには思いませんでした。周りのチームレベルが上がった点が特に大きそうです。
↑Day2-6試合目でNRxに上手く防衛される点とか
6位 NRx
初日、2日目は好調でしたが、最終日に失速。このチームはインサイドの有利ポジションを確保できている場合には非常に高い防衛力と火力でポイントを稼ぎます。また、アウトサイドではやや強引にポジションファイトを仕掛けても高い勝率を誇ってました。
実際ファイナルでも2日目まではその持ち味を発揮していました。
ただ、最終日は途中のファイトで勝利してもその後が苦しい展開となりました。
4,5戦目はファイトに勝利しても人数を欠き、6戦目はムーブ中に削られる。
初日とかはここで4人生存ができてましたからね。
↑Day3-4戦目、中盤のファイトで人数を欠く
↑Day3-5戦目も同様
5位 DX
こちらもDWGと似たようなスタイルですが、一点だけ明確に異なる点があります。それは、
DWGは基本家屋ポジションを狙うのに対し、DXは稜線も多く狙っていた点です。
稜線は家屋と比べると
・射線管理が難しい
・ダウンを取られた際、確定キルまで入りやすい というデメリットがあるのに対し
・情報を広く取れる
・展開しやすい などのメリットがあります。
それぞれ一長一短ですね。
また、動き出しも状況みてスローにしている場面も多々見られました。
結果として5位と言う順位からもDXのややリスクを欠けて稜線を取る判断は正解だったかもしれません。防衛能力高し!
4位 S2G
誰だね君たちは!!😡
なんか急に上がってきたんでよく見れてません😂
最終日前まで11位じゃないかキミたちやめてくれ、、全然ちゃんと見てなかったんだから、、、
Westで強かったのは知ってたけど、、
パッと見なんですけど、NRxと似てて、最初の2日は中盤で欠けるシーンが多い印象でしたが、最終日で4人生存を安定できた感じですかね。まあ、west勢ファイト好きだし。
適当!!!!
3位 NGX
コイツらはもう宇宙人なんでよく分かりません。気持ち悪いです。
とりあえずなんか毎回終盤4人で生きて耐えてます!ルート取りとかタイミングがめちゃくちゃ上手いんだと思います。
ミラマーで1日目と2日目に変態安置が2回出たんですが、両方いいポジ付いてますし、周る動き上手い!
↑Day1-2戦目ミラマー。(青丸NGX)なんでお前らそんなとこおるん選手権Best16
1位 NOVA
NV優勝のポイントを3つに分けました!
①唯一、中央付近を取りながらスプリットを積極的に行っていた点。
②勝てるか分からないファイトを絶対に行わない点
③自分達の周りにチームを近づけさせない点
順番に解説しましょう。
①唯一、中央付近を取りながらスプリットを積極的に行っていた点。
スプリットは以前からNVの代名詞でしたが、今回ファイナルでNVがしっかり調整してきた点ってスプリットの使用&解除のタイミングなんですよ。(やまとん先生が言ってた)
スプリットが引けない場面では無理に引かないとか、安置寄ったらすぐ解除するとか、見てると分かりにくいけど細かい部分ですね。
↑ Day3-1試合目
↑Day1-5試合目ミラマー
②勝てるか分からないファイトを絶対に行わない点
今回のNVと他のチームの差って、途中のファイトで負けてしまった所にあるんですよ。
しかしNVはそもそもそう言った不利なファイトは一切行いませんでした。
↑Day2-5戦目ミラマー。GODLに張り付かれてしまったので、この後すぐ徹底します。
状況が変わって有利になったタイミングで必ず仕掛ける!それが常に安定してポイントを稼いでいた要因です!
③自分達の周りにチームを近づけさせない点
これはキル能力が高すぎるって話です。有利なポジションからの火力ヤバい。
↑Day2-1戦目。後入りDWG3枚落として無力にする。(一応他の射線も通ってる)
↑さっきと同じ画像 Secret とA7のファイト全部食べたのも全部NVです。誰も近づけない、、
Congratulation NOVA ESPORTS
2021年度はPUBG MOBILEの勢力図が大きく変わった1年だった
しかし、最後に立っていたのはお馴染みの戦士
4AMが国内で消え、BTRがファイナルに立てず消えた
NRx、STE、INFIN、、、
今年登場した新鋭達も
A7、NAVI、Secret、、
リベンジに燃える精鋭達も
全て抑えて
NVは2度目の王者に輝いた
いつまで彼らは王座に君臨し続けるのだろうか?
歴史が変わるのは1年後か、それとも伝説は続くのか、、、
今はまだ誰も分からない
END