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洗顔料とph

皆さんは何でお顔を洗いますか?
洗顔フォーム?石鹸?ぬるま湯という方もいらっしゃるかもしれませんね。

では、あなたがお使いの洗顔料のpH値はご存じですか?

人の肌は弱酸性です。これは肌表面の常在菌が皮脂を分解するためで通常4.5〜6.0のpH値に保たれています。
一般的にオイリー肌の方の方がより酸性度が高くph4.5よりに、乾燥肌の方はアルカリ度により気味でph6.0に近くなります。

これは肌がアルカリ性よりになると肌のバリア機能が乱れ、角質層に隙間ができてしまいそこから水分が蒸散しやすくなる→乾燥肌になるからです。

また、バリア機能の乱れは外部刺激の影響も受けやすいくなるので、痒みや赤みなどの炎症やアレルギー症状の悪化を誘引する可能性が高くなります。

さて、前述の洗顔料のpH値ですが通常石鹸は弱アルカリ性でpH9〜11。
洗浄力、脱脂力に優れまた泡切れも良いのでサッパリとした洗い上がりになります。
反面、皮脂を取り過ぎると洗顔後のつっぱり感となり過乾燥となります。

以上の事から
オイリー・普通肌で痒み赤みのない方は通常石鹸成分を含んだ弱アルカリ性の洗顔料をご使用していただいて大丈夫です!
ただし、皮脂を取り除く効果が有りますので洗顔後はしっかりと保湿をしてください。

乾燥肌・敏感肌の方またケミカルピーリングなど美容施術直後の方は肌と同じ弱酸性の洗顔料のご使用をオススメします。
低刺激な反面洗浄力も優しめだったり泡切れが石鹸と比べると劣る傾向があるので丁寧なすすぎを心がけて下さい。

弱アルカリ性にしろ弱酸性にしろ洗顔料を長く肌の上に置く事は負担のなりますのでしっかりと泡立てて手早く洗顔、すすぎは丁寧に!
また、摩擦はどんなお肌質でもダメージとなりますのでゴシゴシ洗わないで下さいね。
タオルで拭き取る時も上から抑えて水分をタオルに吸い取らせる感じで、こちらもゴシゴシ拭き取る事はしないでください。

今年も猛暑で汗や皮脂でお肌がベタつき、洗顔でスッキリ!としたいです。
是非、ご自分のお肌に合った洗顔料で清潔で健やかなお肌を!

紫外線や汗、皮脂の分泌の活性化で夏の終わりのお肌はお疲れ気味。雪月花のプロのトリートメントも是非ご活用下さい!

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