映画五等分の花嫁の感想「意味わからん」
正直「意味がわからない」でした。
三玖好きだから否定的に言ってるだけと思われそうですがちょっと待ってください。言われていた伏線とか選んだ理由も考慮して言ってるつもりです(四葉推しの人が支持してそうなもの含む)。
あと最初に言っておくとちゃんとマンガの流れ通りなら別に何も言いませんでした。
まず14巻の「お前がいなければオレはとっくにつまずいていた」というフータローが相手を選ぶ基準。
8巻の「三玖…なぜ…なぜ一番協力的に見えたあなたが(略)」の五月のセリフとマンガでそれでも三玖を選んでないことから協力的の度合いより順番のほうが重要とわかる。
マンガでは四葉は出会った初日から問題を解けはしないものの名前だけは書いてやる気を示しフータローはそれを認めたため四葉以外(五月はその場に不在のため除外)に対し「こいつらどうしようもねえ…」として合わせて100点のテストの後みんなが逃げる時も「なんで(協力してくれてる)四葉まで」とフータローは思ってます。その後四葉はバスケ部をきちんと中間試験前に断り七つのサヨナラでもフータローはそれを覚えているため「バスケ部の時みたいに断れなかったのか」と言ってます。
アニメでは口だけ協力すると言った後落書きしかしておらずフータローも「こいつらどうしようもねえ」に四葉を含めており協力してくれてると思ってないため「なんで四葉まで」とは思ってません。その後中間試験の後に「お前が一番に変わってくれた」と言った後に四葉がバスケ部に中間試験中も通っていたことが発覚(ここで協力順位変動があったと予想してた)。そのため七つのさよならでも「バスケ部の時みたいに断れなかったのか」とは言ってません。
…中間試験前もずっとバスケ部に行ってたけど一番最初に協力したのは四葉っておかしくないですか?屋上の告白初日からは本読んでる、オートロック知らないことと給料の額から考えて土日は会ってない、休み明けが四葉の協力最速地点ですがそこで見ても三玖とよくて同時。中間試験後協力開始したと考えたほうが自然です。四葉がバスケ部を断るのが中間試験後と言うのは考察というよりただの事実なのでひっくり返ることはないです。
2つ目。「四葉のクローバーが四葉の伏線」。これは確かにそうだと思います。コミックスの表紙裏で1人だけ特別に途中から四葉のクローバーが追加というのは伏線と言っていいくらいの扱いと思います。
だからわざわざ三葉のクローバーに変えたなら四葉じゃないんだなって思ったんですけどね…三葉でも四葉でも四葉伏線なの…?
次はこれ。誓いの鐘のキス。マンガはわかる。仕草からどっちだ?って読者が思い三玖のほうはミスリードだったんだな、で(それじゃ結局どっちかわかんなくないか?とは思うが)まぁわかる。問題はアニメでは四葉の詰め寄り仕草だけ削除されてること。 四葉はやってないし三玖はその仕草をやってるけど三玖じゃなくて四葉です! 意味がわからん。一応足の速さって見方もあるけど視聴者視点で見えないので…
これが一番わからない。というかこれに関しては絶対にやってはいけないものだと思う。「フータローが書いた問題集の筆跡」
フータローの筆跡の4はアニメマンガ共通で上をくっつける4です。そのため私は「アニメでは戦国時代の問題集を三玖が手伝って書いていた」と予想してました。そうでないとフータローが何故か三玖の筆跡で書いたことになるので。
そしてそうすれば会員なので四葉の代わりにスパにいける三玖が「大切なのは5人でいること」をフータローに伝えることもできるし、七つのさよならで二乃がすでに服屋にあるルームウェアを着てることも代わりに勤労感謝ツアーみたいな流れをしてると考えれば説明できます。仮に誰ともフータローが会わず服屋に行ってないなら2期10話に出てくるルームウェアを2期2話時点の二乃が着てるのはおかしいです。
そして2期10話で四葉を「学年が変わるまでほったらかし」であることがわかるので四葉以外の誰かであるはず、と予想。
で、実際どう解釈すればいいのかさっぱりわかりません、ここ。
フータローが何故か三玖の筆跡で問題集を手書き、四葉をほったらかしだったけど一緒にでかけており四葉から「大切なのは5人でいること」を聞いてる。服はまぁ二乃が画面外で自分で買ったとすればなんとか…?
何がそんなに問題集の「4」をそんなに駄目と言ってるかというと「仕草、声、ふとした癖から見分けることが愛である」とするなら
ふとした癖に意味なんてない
なんてミスリードは作品テーマの根幹を揺るがすものだからです(それ故あってると確信してた)。読者が勝手に癖だと決めつけただけのものって解釈もここは解説が入ってるため通りません。問題をそれぞれ見ながらでないと書けないので作画ミスということもないでしょう。戦国時代の問題集なことからもわかっててやってるかなと。 愛って何…?
これも。マンガと違ってアニメでは最後の試験時にフータローを追加して三玖を見つめる変更が入ってます。「四葉を見てるんじゃないか?」と思って何度じっくり見ても目線が四葉に向いては見えません。この描写の意図がさっぱりわからん。チョコを食わせてきたことにも意識はまだ向いてないです。二乃の二度目の告白まで気にしてないので。
一方で四葉を写真の子と疑ってると思われるシーンはなし。ちょっとだけ劇場版に触れますが日焼けした四葉を意味深な目で見るシーンもなしなので服屋にしろブランコにしろフータローが何かを考えたとは思えない。それとも知らないだけでどっかにあるんだろうか…
料金調整のために三玖の好きなものである抹茶入り緑茶を買うけどそれも意味無し。上杉家の誰が飲むんだよそれ…
こういう「ミスリードだとするならじゃあどう解釈したらお話として登場人物がそうした意味を見いだせる?」となるものはほんと駄目だと思います。
四葉(2期10話のブランコ)より前に三玖(2期9話)に対して(一花との登校中の三玖の話の時だけ)普段と違う笑顔を見せるけどそれも意味無し。作り笑いやごまかしの時も目が笑うけどこの場面でやることではない。四葉にだけいい笑顔、先に笑顔を出してるなら納得ですが逆にしたら駄目だろう。
四葉のお礼のキスはリアクション薄く、逆に三玖の頭を撫でた時(泊まりで勉強会をした日)や修学旅行で三玖とデートした時はマンガより照れたりしてる。 が、特に意味はないみたいです。
三玖のVサインを変更して写真の子に合うようにしても意味はない。これも癖。
フータローが1人のシーンだけ正面の手前の歴史の本がごっそり抜かれて後ろ本が見えてるけど特に意味はない(本と本棚側面の隙間を見比べると他のシーンより広いとわかる)しその時戦国時代のノート取ってるけど告白の練習ではない。描写や匂わせるものはまったくないけど四葉への告白の練習をしてたんですかねー?
アニメの変化球勝負の流れを私は
4月11日
一花から一花の映画の話を聞く
夏服の四葉を見かける
クラスメイトたちに一花が捕まる
4月12日
クラスメイトたちに一花が捕まってる
冬服の四葉が図書室に行く
一花の変装と知りつつフータローが「早く行くぞ三玖」と言う
「一花の映画の話。お前が昨日教えてくれたんだろ」は一花に対して。
※図書室で勉強会をして武田と全国一桁イベント。
風呂で一花が悩む
4月13日
三玖に昨日の偽三玖のことを聞いても仕方ないので全く関係ない話題の「一昨日のこと」を聞いてる。
4月15日
突然明後日のことを聞こうとした三玖に対して「三玖の様子が変」とフータローが発言。
修学旅行
フータローが一花の変装に付き合うのは(変化球勝負から)ここまでと発言する。一花だと元々思ってたので「状況から考えて偽三玖は一花だ」と勘で言わない
と予想してました。4月11日と4月12日の※前までが1日とすると四葉の制服が夏服から冬服に変わってること、不都合なセリフである「クラスメイトに1日中捕まってた」というものも消えていたから。また何よりマンガと違って前日に一花以外の4人と勉強会中に一花の映画の話を聞いた描写がなかったからです。
これらから三玖を見分けられており、一花と思って話しかけていると読んだんですが…
4月11日画面外で三玖がフータローに一花の映画の話を教える、12日に四葉が夏服から冬服に学校で着替える、1日半悩んでからようやく一花が風呂で後悔する。学校で12日に同じクラスで会ってるが1日放置してからフータローが三玖に一昨日のことを見分けられていないため聞く。が正解ってことですかね…?
特にここは他の人の想定の時間進行だと無理なので自信あったんですが…
アニメでは1期が2019年設定のため「責任取ってよね」の2000日後が3月9日になってるのも1/365の偶然。勤労感謝の日と感謝の日(3月9日)が対応してるため勤労感謝ツアーから勤労感謝の日要素をなくしたと思ったんですが…
100円と200月0日が賽銭の100円と2000日に対応しており過去の修学旅行の出発時期が6月なので11月23日に写真の子との再会というメッセージなのではないか?という部分に関しては問題なかったです。なぜなら日の出祭の問題カットされてたから。
1人だけポーズ違うけど特に意味なし
五月が6人分ケーキを買う→フータローに連絡→寝てるので返信なし→連絡ないので先に5人が食べる(OP冒頭)→フータローが起きてやってくる→残っていたケーキはフータローのものでそのとなりは三玖が失敗したケーキなので2人が隣に座ってるが特に意味なし。
一瞬3番目がリボンをつかむがもちろん意味はない。
4番目のドレスを取った形跡がアニメではなくなったが当然意味はない
式場に青い花、控室に赤、黄色、紫、緑の花束があるがもちろん意味はない
1期に対して後から作者の描いた構図がたまたま一致しただけでもちろん意味はない
花婿に対する左隣でも当然意味はない。センター2人でも意味はない。三玖とフータローの位置を逆にすれば問題ないと思うんですけどね…
別にマンガの通りやってマンガの通りの理由で四葉を選ぶんだったら仕方ないと思います。
私が納得しようがしまいがフータローが「最初から素直で協力的だったから」で四葉を選ぶっていうならそれでいい。
でもわざわざ落書きしかしてないように変更して最初から協力して見えない、学年が変わるまでほったらかしだったけど「大切なのは5人でいること」を四葉から聞いてた、三玖の「4」だけどなぜかフータローが三玖の筆跡で書いただけでふとした癖に意味はない、告白の練習はしてないがしてた他諸々はアニメ作品内で筋が通らないだろ…
個人的な意見ですがミステリーにおいてミスリードはミスリードであるとわかるからいいんであって単純にそれを証明できないのはNGです。犯人が用意した偽のトリックも別に実行しようと思えば疑われてる別人が実行できるみたいなのは駄目。じゃあどういう意図で本棚の本減ってたんだ?夏服から冬服になってた?抹茶入り緑茶買ってたんだ?って言われた時に「ミスリードのため」は理由になってないです。
あとパンフの監督インタビューですがこれ原作読んでるのかちょっと怪しいと思いました。具体的には「四葉だけは自分のところへ来るとは思っていなかった」 …いやどう考えても四葉だけじゃないだろ
もっと言うと他3人も多分思ってなかったと思うが(一花と五月は特に)
脚本インタビューのヘッドホンは外界遮断のメタファーってのは解釈一致してたようでよかったです
意味が通るように変更したならアニオリでも歓迎ですがそのせいで話の流れがおかしくなってないこれ?って感想でした
好きな作品や三玖に対し悲しいとかよりも意味わからんが真っ先に出る辺り本当に意味がわからない…
あと三玖の青いバラの花言葉。考察動画でも言ったんですが不可能と夢叶うだと思ってました。そして
マガジン監修のごとぱずで解釈一致してた(個のイベントは作った動画より後)。
で、映画で「結局夢叶いません」は単純に後味がすごい悪い…
勇気を出せば不可能だって変えられるって三玖は言ったけどその勇気は不可能を変えられない程度だったってこと…?そこはすごく嫌です。
職業だけじゃなく恋愛も叶えてほしかった…ここは本当に悲しい
自分が好きになったものを信じるためにめちゃくちゃ読み込んで話の流れが狂わないルートを探してたのがなんだったのかと思う
さっき気づいたけど14.5巻に青い花があしらってある…これは意味ないんだ…
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