ひなひなこひなたについて語ってみた
1.はじめに
1-1.ご挨拶
こんばんは、setteと申します。
noteのアカウントを作ってから長らく放置していて、ようやく初投稿となるのですが…
今回は、企画「喜多日菜子アドベントカレンダー2021」(https://adventar.org/calendars/6398)の12月16日担当として、喜多日菜子に関するとあるものについてお話させていただきます。
実は過去に「喜多日菜子アドベントカレンダー2019」(https://adventar.org/calendars/4351)でも同じ題材を扱っていたのですが、それのリメイクという形となっております。
下記から一連のツリーに飛ぶことができます。読みにくいです…。
https://twitter.com/sette7ss/status/1207284580157292545?s=19
2年前と現在では公式からの供給が増えたり、筆者の見解に変化があったりと、当時とは異なる内容も多々あるかと思われます。
さて、前置きはこれくらいにして、本題に入りましょう。
今回お話する題材は、「ひなひなこひなた」についてです。
1-2.「ひなひなこひなた」とは?
「ひなひなこひなた」とは、喜多日菜子、小日向美穂、荒木比奈の3人で構成された非公式ユニットです。
シンデレラガールズ自体、楽しみ方の一つに「(公式以外でも)自分だけのユニットを作って楽しもう!」というものがあると思っておりまして、日菜子もその例に漏れず、数々の非公式ユニットが作られています。
その中でも「ひなひなこひなた」は、少なくとも日菜子Pの中ではいくらか知名度があるのではないかと考えております(当社調べ)。
大きな特徴の1つは、全員名前のどこかに「ひな」が含まれているという点です。
きた「ひな」こ
こ「ひな」たみほ
あらき「ひな」
美穂だけは苗字ですが、彼女は「小日向ちゃん」と呼ばれることも多いので問題ないですね!
余談ですが、モバマスやデレステのアイドル検索で「ひな」と入力すると、この3人だけがヒットします。
大きな特徴をもう1つ挙げますと、属性がバラけているという点です。
日菜子がPa、美穂がCu、比奈がCo。
全員の属性が異なるトリオは、「信号機(ユニット・トリオ)」と呼ばれることもあります。
いくつか例を挙げると、ニュージェネレーション(ズ)、ニューウェーブ、ビビッドカラーエイジなど。
ある意味で非常にバランスの取れたユニットと言えるかもしれません。
2.自分の中でのユニットコンセプト
さて、ここまで簡単にひなひなこひなたの概要をお話してきましたが、ここからは筆者の中にいくつかあるユニットのコンセプト(という名の可能性)についてお話させていただきます。
2-1.仲良し三姉妹
まずはこちら。これが自分の中では一番の軸になっています。
年齢は上から比奈が20歳(唯一の成人)、美穂が17歳(高2)、日菜子が15歳(中3)となっており、いい感じの幅になっているかと。
自分の中のざっくりとした像としては、
比奈…マイペースだけどいざという時には頼れる長女
美穂…しっかり者で恥ずかしがり屋な次女
日菜子…エンジンがかかったら止まらない三女
みたいな感じです。
基本的には美穂がバランサーだけど、いざという時には比奈が大人としてどっしり構える。
こうして書いてみると日菜子が暴走機関車みたいな扱いになっちゃいますけど、彼女だって締める時は締めるのです(個人レベルの話にはなりますが、デレステの日菜子コミュ4参照)。
そして、個人的に大事件だったのがデレステのSS3A開催記念コミュ。美穂と日菜子が会話するシーンがあるのですが、そこでなんと日菜子は美穂のことを「美穂ちゃん」と呼んでいたのです。
基本的に日菜子は年上のアイドルを原則「さん」付けで呼ぶため、誤植なのかそれだけ仲良しなのか…とちょっとした騒ぎ(?)になったのを覚えています。
個人の願望として、後者だといいなと思っています。
2-2.三人のお姫様
これは王道かなと。3人とも目指すものは微妙に違っていたりしていますが、根本として可愛らしいことは共通事項なのです。
それぞれの想うプリンセスの姿を3人で体現する場面、見てみたくはありませんか?
王道の中の王道なのもあって、これ以上語る言葉を絞り出せないのがちょっと悔しいですね。
2-3.三人の王子様
前述のお姫様路線とは打って変わって、王子様路線もいけちゃいます。
美穂の中性的なお菓子の館の女主人役に、比奈のパンツスタイルでカッコよくステージで決める姿…
そして何より、(ハロウィンの仮装とはいえ)日菜子が王子様そのものの衣装を纏うカードが登場しているんです!
「日菜子の想う理想の王子様」を体現しており、筆者は王子様ボイスで完全に堕ちました。
アドベントカレンダー2019時点では王子様SSRは実装されておらず、当時の筆者はTAKAMARI☆CLIMAX!!!!コミュの「ヒナタくん」に日菜子の王子様路線の可能性を見出していたようです。
ああ、ひなひなこひなたの夢女になってしまう…というかなりたい……
2-4.劇団ひなひなこひなた
日菜子は言わずと知れた妄想力で役に、世界に入り込めば絶大な表現力を生み出す。
美穂は元々お芝居など演技のお仕事に興味を持っており、身体いっぱいで想いを表現していく。
そして比奈も形は違えど「表現者」として、その矜持を演技で示す。
…なんて思っていた時期も私にはありました。少なくともアドカレ2019時点では。
しかしそれから半年とちょっとが経った頃、特大級の爆弾が投下されたのです。
喜多日菜子ソロ曲『世界滅亡 or KISS』
フル尺、驚異の7分超え。息をつく暇もなく移り変わっていく場面。
そしてライブでの迫真のパフォーマンス。
あ、これは劇団ユニットの方向性を本格的に考えるしかないな?
日菜子役のせりぴこと深川芹亜さんも「みんなでやりたいです!(意訳)」とおっしゃっていましたし。
さらに今年に入って…
喜多日菜子主演『友星公演~夢とあなたと芽吹くタネ~』
ストーリーがなかなかしんどい…演劇、ミュージカル方面での裾野が広がってしまう…。
(ここでは日菜子周りばかり触れていますが)
2-5.一風変わったワークショップ?
これは最近ふと思い立ったもので深掘り的なものは全然できていないのですが。
日菜子は中学校で手芸部に入っており編み物などをやっています(その腕前が優れているかはともかく)。
比奈は普段からマンガを描いており、例の「お祭り」のために夏休みと年末のスケジュール調整に必死なくらいです。
更に言えば、日菜子も妄想を基に絵を描くことができます。その絵を見せてもらった由愛が赤面したという場面があったので、内容がセンシティブな可能性も否定できませんが、そこは諸説あるということで。
この二人は、ある意味で「ものつくり」をしていると言っていいでしょう。
そこで、ファン参加型のイベント、ワークショップ的なものを催すのも面白いかも、と思った次第です。
「…あれ、美穂は?」となったそこのあなた。
確かに彼女にそういった素養があるという描写はあまりないように思います。
それでも、だからこそ進行役や、生徒役として参加者達と一緒に学んでいく役を担っていくのはどうでしょう?
時々ゲストを呼ぶなどして、変化をつけていくのも面白そう。
手芸といえば日菜子より先に浮かびそうなアイドルもいますし、イラストに関しても別方向からのアプローチをしているアイドルもいます。
詰めてみたい方向性の1つですね。
3.ひなひなこひなたと二次創作
3-1.二次創作の現状
先にも述べた通りひなひなこひなたは非公式ユニットなので、公式ユニット以上に供給は自分たちで作り出すのが肝要です。
Pixivで「ひなひなこひなた」のタグで検索してみたところ、イラストと小説ともに非常に数が少ないです。
なかなか現実は厳しいですね…。
自分は物書きの端くれですが、実はまだPixivにひなひなこひなたの小説あるいはSSを投稿したことはないです。
「供給がないと嘆くくらいなら書け」と言われると何も言い返せない立場でございます。
これでも一応は、Twitterの方で1ツイートに収まるSSを不定期で投稿しています。
毎週更新していた時期もありましたが、色々ありまして上記の形で落ち着いています…。
この3人で話を組み立てる上で、主観になりますがクセの強さは
日菜子 > 比奈 > 美穂
の順番になると思います。誰を主軸にするか、誰を大きく動かすかによって話の作りやすさが大きく変わってくると思います。
どんなユニットやカップリングにも当てはまることだと思いますが…。
Pixivに投稿できるだけのボリュームの小説をひなひなこひなたで一度書いてみるか…?
何なら即売会で宇宙初のひなひなこひなた本、頒布しちゃうか…?あんまり「やりたい」「やるぞ」を連呼すると有言不実行に終わるパターンになりそうなので、願望を出力するのはこれくらいにしましょうか。
Twitterで「#ひなひなこひなた」とパブサすれば、MVのスクショツイートに混じって、自分の作品や他の方の作品が引っかかるかもしれません。よろしければ一度お試しあれ(宣伝)。
…と何だかんだ書いてきましたが、ひなひなこひなたを扱った大規模で素晴らしい作品があるので、次項で紹介させていただきます。
※作者様から許可は頂いています
3-2.ひなひなこひなたRPG『Tri Hina Record』
直訳すると「3人のヒナの記録」。
ひなひなこひなたをプレイヤーキャラクターに、特に日菜子を主人公に据えたRPGとなっています!
公式サイト
http://trahina.starfree.jp/html/index.html
公式Twitterアカウント
https://twitter.com/TraHinaRPG
情報が出た時、このキャッチコピーだけですごくワクワクしたのを今でも覚えています。
「推しユニットがゲームに…!?『妄想』と『幻想』って区別するのかな…?」という具合に。
あらすじを簡単にまとめると…
「ひなひなこひなた」としてユニット活動をしていた日菜子、美穂、比奈の3人は、ある日異世界へと飛ばされてしまう。
そこは5つの国で構成されており、各国に存在する「王子」の力で維持されていた。
しかしある時を境に「王子」たちは眠りにつき、このまま放置していると国が、やがて世界が滅びてしまうという。
3人を呼んだ人物から「王子」たちを目覚めさせて欲しいと依頼され、異世界を救うため、そして元の世界に帰るため各国を巡る長い旅が始まる――。
こんな感じでしょうか。
次に、筆者は一周クリア済みなので、ネタバレしない程度に感想を書きます。
まず、ストーリーおよび世界観ですが、非常によく作りこまれています。
ひなひなこひなたの面々の葛藤と成長、物語に関わる人物達の複雑な思惑、そして明らかになる異世界の真実…はっと息をのむ展開の連続で、夢中で進めていました。
公式サイトの方でも言及されている事項ですが…ひなひなこひなたの3人以外にもアイドルは多数登場するのですが、一部を除いて顔と名前が同じなだけの赤の他人となっています。
それでも、元になったアイドルを思わせる要素は上手く落とし込まれているので、そのやり取りも非常に楽しむことができました。
続いて戦闘に関してですが、難易度はやや高いと思います。
各キャラクターごとに武器を4つ、特技(アーツと呼ばれます)を4つずつ割り振るのですが、これが絶妙な数だなと何度も痛感しました。
あと1つスロットが多ければ…と歯痒い中どうにかやりくりしていくことに楽しさを見いだせればしめたものです。
道中もボスも強めで、慎重に立ち回るべきか強引に突破すべきかの判断を常に求められる、スリリングなものとなっています。
正直まだまだ書きたいことは山のようにありますが、ネタバレ全開になったり記述量に際限がなくなったりとこの記事の本旨から逸脱することになるので、気が済むまで感想を叫ぶ記事を別の機会に出せればと思います。
なんと無料(!?)なので、興味を持たれた方は是非プレイしてみてください!
4.おわりに
ほとんど勢いのままに文章を綴ってきましたが、いかがだったでしょうか?
拙文ではありますが、この記事を読んだことで
「ひなひなこひなた、一応知ってたけど好きになった」
「こういう組み合わせもあるんだ…ええやん」
と思ってくださる方が少しでもいらっしゃると大変嬉しく思います。
また、これは完全に余談なんですが、アドカレでこの12月16日を選んだのには個人的には理由がありまして…
本日はひなひなこひなたの1人、小日向美穂ちゃんのお誕生日なんです!!!
日菜子主体の企画なので前面に押し出すわけにはいかなかったのですが、こういった私情もあったんですよって感じです。
彼女の誕生日を祝うための作品は、これとはまた別に準備しています。
(遅刻は確定していますが)
それでは、これにて今回の記事を締めたいと思います。
ありがとうございました!
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