見出し画像

実は人見知りって200種類あるのでは…?|独り言

初めまして。これがnote初投稿になりそうなセッタです。
これは人見知りが贈る、「人見知りって実は200種類あるんじゃないか…?」という疑問と考察を最後まで持論たっぷりに書くメモのようなものです。
著者は心理学者でもコミュ強でもないただの人見知り学生ですので、人見知りさん全員に共通する話ではないと思いますが、「今世界一暇!!現実逃避したい!」という方は、話半分に読みつつゆっくりしていってください。


1.人見知りって200種類あるのでは?


「そうはいうけど、人見知りに種類もクソもなくない…?人見知りは人見知りでしょ。」

正直その通りです。実際この世の中には「見慣れない人や初対面の人に対して不安や恥ずかしさを感じ、コミュニケーションが苦手な性格」を表す言葉なんて”陰キャ”、”人見知り”、”コミュ症”の3種ぐらいで、とても200種類もあるとは思えません。
ですが、この世に多くいるであろう人見知り人間の中に「単に人と話すのが苦手な人が、なんとなく人見知りを名乗っているケース」や「初対面さえ乗り越えればあとはなんでも話せる隠れコミュ強」がいそうなのです。

皆さんの周りでもいませんか?

「初対面の時からずっと話し方が辿々しく、目が合わない人」
「人見知りと言っていたが、実際話すとよく喋る、人見知りとは思えない人」
「人見知りと言いつつ、初対面の時から積極的によく話す人」

などなど。

そもそも人見知りという言葉は「初対面の人に対する警戒心が強く、不安や恥ずかしさからコミュニケーションをとることが苦手な人」を指します。もっと簡単に言えば「初対面の人・環境に緊張してしまう人」のことを指すわけですが、逆に言えば、「初対面の人・環境に緊張してしまう人」であれば誰でも「人見知り」を名乗れてしまうわけです。

だから、一言で「人見知りな性格です。」と言っても、『緊張するのは初対面だけで2回目以降は沢山話せる』という人もいれば、『人と話すこと自体苦手で、2回目以降の会話もなんだかぎこちなくなってしまう』という人もいるでしょうし、他にも『初対面は緊張するけど頑張って沢山話してる』タイプや『初対面は緊張しちゃって、緊張を誤魔化すようにベラベラ喋ってしまう』というタイプも存在すると思うのです。
(ちなみに私は『強がって緊張を隠して話す』タイプ。緊張を誤魔化すタイプと似てるかも)

このように、きっと日本にいる数多くの「人見知り」の中には、まず『話すことが苦手』『話すことはできる』の大きく分けて2種類の人間がいて、そこからさらに「話すこと自体は好きか」「2回目以降も緊張するか」「人と目を合わせて話せるか否か」などの特性で、人見知りの種類が細かく分かれていくのではないか…というのが、このnoteの結論というか、最近私が考えていることです。

2.自分がどのタイプの人見知りかを知ろう

ここでnoteを終えてしまっては「だからなんやねん」というオチのない話になってしまうので、ここからは「自分の人見知りタイプを知るとこんなことに活かせるよ!」という話をしたいと思います。

<自分の人見知りタイプを知ると得すること>

  1. 自分の性格との向き合い方がわかる

  2. 自分の性格を「人見知り」以外の言葉で表現できるようになる

1.自分の性格との向き合い方がわかる

1つ目は、自分がどんな「人見知り」なのかが分かれば、自分に合った「人見知りとの向き合い方」もわかるのではないか。というお話です。
例えば、『緊張するのは初対面だけで2回目以降は沢山話せる』という人であれば、初対面の人と話すときは事前に会話・質問のテンプレを用意しておく(とりあえず天気の話を振るとかどうやって来たか聞くとか)ことで初対面でも焦らずに話す工夫をしたり、そもそも話しかけられないという人は、とりあえず「初めまして」の挨拶だけ徹底するようにしたりだとか。

「自分は人見知りだから…」と諦めるより、「自分はどんな人見知りなのか」「自分は初めての人・場の何に怖がっているのか」を考え、向き合い、自分の性格といい感じに付き合う方法を探す方が今後のためになります。

ここからは自分語りになってしまうので飛ばしてくださっても構わないのですが、私は元から『強がって緊張を隠して話す』タイプだったわけではありません。私は幼少期から『人との会話が怖い』タイプの人見知りで、周りが同年代の子と楽しそうに話しているのを見て「(私もあんな風に上手く話せるかな…)」と勝手に自分にプレッシャーをかけて苦しんでいるタイプでした。
完璧主義のような考え方だったのもいけなかったのでしょう。会話に正解なんてあるわけがないのに、いつも正解の受け答えを探しては苦しみ、他の人との会話が怖くなってしまったんですね。
小学4年生〜高校生の間に、いつまでも人見知りではいられないと、とにかく会話を頑張りました。なりふり構わずとりあえず話して、もし相手に不快な思いをさせたら謝ろうと。
何年も頑張って、ようやく周りから「君、人見知りは嘘でしょ」と言われるまでに成長しましたが、それも『強がって緊張を隠して話している』だけ。でも周りからは「緊張せず楽しそうに話してる人」に見えているわけです。

勘違いしないで欲しいのが、これは「人見知りのタイプを矯正した方がいいよ」と言っているわけではなく、あくまでも「自分のタイプがわかると自分の性格との付き合い方がわかっていいよ!」という話です。
もし「人見知りを改善したい!」と思っているのなら自分を分析した上で頑張ってみてほしいですし、「別に今困ってないしな〜」という方はもちろんそれでいいと思います。私は全ての人見知りライフを応援しています。

2.自分の性格を「人見知り」以外の言葉で表現できるようになる

これは例えば面接とか、自分の性格を説明するときに役立つ話ですね。
例えば面接官に「あなたの性格を教えてください」と問われたとして、その質問に一言で「人見知りです」と返すよりは「初対面であろうとなかろうと、どんな人とも丁寧に話そうと気遣いできる性格です」と言い換えられた方が心証はいいでしょう。
一言「人見知りな性格」と言われても具体的にあなたがどんな人なのかは相手に伝わりにくいでしょうから、自分の性格を一言で完結させずに、具体的に言えると、そういう場で役に立つのかなと思います。
私も就活の時期が目前に迫って来ていて、自分で書いてて胃が痛いです…内定もらえるかな……もらえるといいな…

3.最後に

さて、本当に最後の最後までトッポもびっくりなほど持論たっぷりに書かせていただいたのですが、いい感じの暇つぶしにはなったでしょうか。
いろんな人間がいて、いろんな人見知りがいて、人間って面白いな〜と思って書き始めた初めてのnoteでした。最後まで読んでいただきありがとうございます。
それではあなたも、良き人見知りライフを!

いいなと思ったら応援しよう!