孤高の歩みを読んで
主人が梅崎幸吉さんの新刊を読んだ感想を以下に転載させていただきます。
因みに主人が言うには私には”まだ早い”そうです(泣)
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梅崎さまの著作「孤高の歩み」を妻に紹介され、表紙の画像を拝見しただけで心動かされすぐ購入しました。
非常に興味深い内容で、一気に読ませていただきました。
私は幼いころから、祖母の影響もあり精神世界に非常に興味を持ち続けており、大学卒業後はインドを長期間旅し、アシュラムにも滞在、
当時はまだ一般的ではなかったセラピーや瞑想を体験しました。
梅崎さまの体験にもあるクンダリニーの覚醒体験ですが、
私もインド旅行中経験しました。
(梅崎さまの強烈な体験にはおよびもつきませんが)
3週間のかなり強烈なセラピーを行った後、瞑想をしていると尾骶骨から
脳天に向けてバチバチっと電気が走り抜けました。手のひらの中心もバチバチしていたと記憶します。
さらに、手当て治療を行う場面も出てまいりますが、
私も真似事程度には出来ます。
(祖母はかなり力のある人で、身内にだけ治療をしておりました。)
私の場合はインドから帰国後暫くすると、瞑想中左手が勝手に動き出し、
仏像の印の様なものを結んだりしておりました。
もしかして、治療にも使えるかと考え、妻の体調の悪い時や、
怪我をした時など傍で瞑想し、左手を好きにさせていると、勝手に動いて手当てのような事をするのでまあ、多少は効いているのかなと思っております。(10分くらいで相手は寝てしまいます)
梅崎さま程の強靭な意思、エネルギーをお持ちの方なら手当て治療が出来るのも納得です。
私は散々精神世界の書籍を(シュタイナーも含め)読み漁ってきましたが、哲学的な思考法にはあまり馴染みがなく、ご著書の中の哲学的な表現の部分は恐らく半分程度しか理解していないと思います。
しかし、全ては理解できなくとも、漆黒の闇の深淵を経験し続けた迫力はひしひしと迫ってくるものがありました。
詩集「暗き淵より」から抜粋された内容も異様な迫力を感じ、なんと表現してよいか分かりませんが、居ても立っても居られないようなあまり味わったことのない印象を受けております。
また、画廊を経営していく中での、交友関係も興味深く読ませていただきました。
私もどちらかと言えば、社会や他人と馴染めない性質で、今は会社からはじき出され一人社長で何とか生活しているのですが、ご著書に登場する方々の良くも悪くも強烈な個性は、私に深い印象を残しました。
読了後の印象が薄れないうちに、よく考えもせず書きましたので、とりとめもない感想となりました。
1年後、2年後に読み返すと、その時々の私の意識に応じて新たな理解を与えてくれる本であることと思います。
※ インスタグラムでは妻がお世話になっております。
今後ともよろしくお願いいたします