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また変なことを考えてしまった

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2021年11月の記事一覧

「xxでその人の全てがわかる」ってある意味で間違っててある意味で合ってる。間違っている点は当たり前でそれで見えない要素が漏れているから。ただし「全てがわかる」の「わかる」は<ある人>が<ある観点>で<評価する>であり、その人が大事にしている観点について本質をついている場合これは真

物事を理解する際には、2種類の解像度が必要になる。A.自分が獲得可能な解像度、B.理解が必要なミッションが求める解像度。円周率を3.14と字面として覚えても、忘れて「7」とかで計算したら大きく計算が狂う。最初は3くらいと、わかるところから覚え、必要に応じて解像度を上げていきたい

解像度の高さは有効数字のようなもの。円周率を3や3.1として理解して十分な時もある。これ以上の細かさがなくてもことが済む場合。ただ、3や3.1であるだけでは事態が分からず、3.15 3.11 3.17 3.14であることで違いを生む場合がある。そこの解像度を共有できる人と話したい

友情や幸せなど、受動的に無自覚に時間がかかることによって歴史に刻み込まれたものに対して、能動的なで合理性を好む思考で整理しようとすると大抵うまくいかない。ベルクソンの解説書に初めて少しだけ触れたときに言葉の硬直性の話が出てこれを思った。

因果関係や法則、証拠、根拠は人類一般にはまだ早すぎた。普段生きてる中で原因や証拠を判別する手はずなど持ち合わせてないのに言葉ではそれを求める。できないのに求めるから魔女狩りのような不当な裁きが行われる。