コミュニティに【ムダな装飾】は要らない

こっしーです
読んでいただいている皆さんいつもありがとうございます!
自己紹介のnoteを書いてから間もないのですが
昨日わたしが経験した出来事から
最近封印していた「コミュニティ界隈の人」として
どうしても書きたいことがあったので
富山に向かう高速バス社内でこのnoteを書いています

ホンネを言うと
この事例を読んで感じたことを
Twitterで教えていただきたいくらいなんです
それくらいのテーマではあります

コミュニティは【牧歌的】であるべきなのか?

昨日経験した出来事
それは
【Slack利用コミュニティでチャンネル名が英語だった】
ということでした

ハッキリ言います
「日本人しか参加者がいないと確定しているコミュニティならば、ユーザビリティとしてチャンネル名は日本語ローカライズするべきではないか?」
って

そして参加者の表示名についても
グランドルール(そのコミュニティでのお約束ごと)としては
全員が目を通す可能性の低いチャンネルに記載があるのみ

このことでメールからワークスペースに参加した瞬間…
わたしは愕然としたんですよね

わたしはコミュニティには多種多様な考え方の人がいるから
それぞれの特性を捉えてコミュニティ設計をすべしという
考え方をしています
ただ【全員が最初から適応できる】ことは重視していません
なぜなら【人間は必要に迫られたら学習していく】から
レベルがかけ離れた対応さえしなければ
離脱率は高くならないんですよ

ただし…です
コミュニティマネージャーに場の対応とコミュニティ設計を
一任した場合はまた問題のレイヤーが変化してくるんです
コミュニティマネージャーの対応次第では
【場が殺伐としすぎる】可能性もあるし
【牧歌的になりすぎてエンゲージの高い層が抜ける】という
コミュニティにとっての危機が発生します

そのコミュニティに参加するメンバーの平均値を
なるべく早く読み取ることで防げることとはいえ
なかなか難しいスキルなんですね

今回のコミュニティに関して言えば
先程例示したうちの後者になる可能性が高いと感じました

ユーザビリティが悪ければアクセスしたくなくなるもの

そしてもうひとつの大きな問題…
【ユーザビリティの悪さ】について書いていきます

なぜ?と初見で感じた違和感は先ほども挙げましたが

  • チャンネル名が全て英語

  • ワークスペースの表示名についても英語

  • 初期設定のまま、触っていないチャンネルがある

この3つでした

その瞬間に「これは最初だけ盛り上がって終わるな…」と
強く感じたのです

なぜそう感じたのか?
【参加者目線ではない、コミュニティマネージャーの自己満を満たすためのコミュニティ設計をしていた】からです

考えてみてください
他者の自己満で生み出された商品について
自分にパーソナライズされていないことはガマンしても
使い続けることって難しくないですか?

わたしはコミュニティにも同様のことが言えると思っています
いまのまま、ずっと運用していっても離脱率が上がるだけだと
わたしは感じました
更にこの先にもうひとつ大きく、根深い問題があるんです

コミュニティはコミュニティマネージャーが独裁を敷く場ではない

はい
強烈すぎるカウンターを打ちましたが…
わたしは最終的にはここに尽きると感じています

コミュニティはメンバーありきの場です
メンバーが快適に過ごすために尽力するのが
本来のコミュニティマネージャーの役割のはず…
なんですが…
昨今のコミュニティマネージャーになりたい!ブームのせいか
メンバー軽視をしているコミュニティも
チラホラ見受けられるようになってきているな…と

【コミュニティマネージャーはメンバーの下僕たるべし】
わたしのコミュニティマネージャー観はこれなんです
いくら立派な場を作っても使ってもらえなければ
なんにもならないんですよ

下僕は言いすぎたかもしれないですが
あくまでも「ご用聞き係」なんですよ
コミュニティマネージャーって
それをスター的に持ち上げるから話がおかしくなるわけで

コミュニティマネージャーがメンバーの意見を聞かなくなり
自身の考えを貫き始めたら…
そのコミュニティは終わりに向かっていると考えていいです
それくらいメンバーの意見は大事なことなんですよ

今回の件から自戒したこと

わたし自身もコミュニティオーナーとして
感じたことが多々ありましたが
【マスターベイションは自分のコミュニティでやって】
としか言えなかったし
こんなことを強いるコミュニティマネージャーは
これまでどんなコミュニティを支援してきたのか…
そこが心配になりました

コミュニティマネージャーの質を向上させることは
早急に取り組むべきテーマでもあるな…とも

体系的に学べるコミュニティ型オンラインスクールは
いくつができていますが
まだまだ不十分なのが今の日本の現状かな?とも思います

「木を見て森を見ず」
ここに陥れば永遠に解決はしないでしょうし
考えて解決策を導き
メンバーに最適化するまでがコミュニティマネージャーの
役割だと再認識した事案でした

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