建売の天井点検口から空気が吹き込んでいたので対策した
僕の家は2020年築の建売住宅なのですが、天井点検口は断熱タイプでも密閉タイプでもないです。そのため夏はそこから熱風が吹き込み続け、冬は冷たい空気が吹き込み続けていました。
これを解決するためにDIYで対策をしたので紹介します。
経緯
以前にホームインスペクターに天井裏を診ていただいたときに、点検口付近に改善の余地(断熱欠損とも言う)があることが発覚しました。
以前に、一部分については断熱材を足すことで補強しました。
しかし、僕の気力が尽きたことや、対策するための材料が足りなかっこともあり、点検口周りは未対応のままでした。
準備
点検口用の断熱材Jotoの「SPC-4545B-H1」が、ちょうどサイズ的に合いそうだったので購入しました。
早速装着してみたところ、サイズが合わずにスカスカ😂
「対策が必要そう」とわかったところで一旦保留としました。
そして、半月くらいしてようやくやる気が湧いてきたので、ホームセンターでグラスウールを購入(税込み525円)。
旭ファイバーグラスのアクリアマット10K-50mmだと思います。
ここまでで準備完了です。
点検口用断熱材の隙間対策
夜に子どもたちが寝た頃、ゴーグルやマスク、グローブを装着しつつ屋根裏に侵入。
グラスウールを、点検口断熱材のサイズにカットして、気密テープで貼り付けていきます。
そして装着・・・
いい感じでハマった雰囲気😊
点検口上部の断熱材をカット
点検口部分の断熱材ですが、点検口部分を覆うために、上から「ぶら下げてある」感じで取り付けられていました。そのためグラスウール本体が重みで下にずれてしまい、上部に大きめの隙間が空いていました😂
袋だけは上部に固定されていますが、中身がずり落ちている様子がわかります。
点検口部分にはめる専用の断熱材が準備できたことで、下の方まで断熱材を垂らす必要がなくなりました。
カットしてずり落ちないようにしてみます。
いい感じになった気がします。
感想
点検口周りからの空気の吹込みが目に見えて軽減されました。また点検口のフレームの暑さや冷たさも軽減されたように感じます。
「既存の断熱材をカットする」という後戻りのできない作業が怖くて、なかなか踏み出せずにいましたが、大きな失敗もなかったように思うので「やってよかったな」という感想です😊
そしていままでは、点検口部分にかぶさっているグラスウールの下部分が「むき出し」だったので、屋根裏に入るたびにグラスウールに触っていました。
これが解消されたので、より気軽に屋根裏に入れるようになりそうです。
建売住宅の点検口周りは断熱や気密が甘いことが多い気がするのでこのような対策は効果的と考えます。
参考資料
点検口に断熱材を詰めるという発想は下記のブログ記事からいただきました。
「点検口用の断熱材」というものの存在は、下記の動画で知りました。