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①資金調達の種類とメリット・デメリット〜出資編〜
こんにちは!Setouchi-i-Baseコーディネーターの小西です。
今回は起業や事業拡大を検討されている方に向けて是非とも覚えておいて頂きたい知識として、「資金調達」をテーマに解説させて頂きます。
▼資金調達とは?
「資金調達」とは、会社が事業を行うために必要な資金を調達することです。会社を創業する際、新規事業を立ち上げ後に会社を成長させようとする際、他人から資金を調達する必要があります。
資金調達は事業戦略にかかわる大きな仕事の1つであると言われており、どこから調達するのかが非常に重要です。
▼資金調達の種類
開業時に使える資金調達の方法はたくさんありますが、大きくは次の4つに分類することができます。
① 出資 …ベンチャーキャピタル(VC)、エンジェル投資家、クラウドファンディングなど
②個人借入 …銀行の個人ローンや知人からの借入など
③融資 …制度融資、銀行や信用金庫、公庫など
④補助金・助成金 …創業補助金や再就職手当など
▼それぞれの出資の特徴
今回は、「出資」について、それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説します!
①VC(ベンチャーキャピタル)からの調達
資本と引き換えにVC(ベンチャーキャピタル)の出資を受け入れる資金調達方法。VCとは、ベンチャー企業やスタートアップ企業など、高い成長が予想される未上場企業に対して出資を行う投資会社。ただ、事業立ち上げ直後は調達の可能性は低く、上場を狙うような有望な会社に限られる方法でもある。VCにもよるが、ベンチャー企業の事情を考慮した出資比率・出資方法を採るケースが多い。株の買い戻し条項等、投資契約の各条項には注意が必要。
メリット:
VCの経営アドバイス、顧客やビジネスパートナー等の紹介を期待できる
デメリット:
・起業家の保有株比率が下がる
・起業直後の資金調達は期待しづらい
②エンジェル投資家からの調達
エンジェル投資家などの個人の投資家からの出資による資金調達方法。エンジェル投資家とは、起業家のスタートアップを助ける個人投資家。VCと違い、個人所有の資金を投資する。
調達額としては、VCとクラウドファンディング(後述)の中間くらいのイメージ。ただ、こちらも有望な企業に限られ、なかなか起業直後に出資の話があることは考えにくい。
メリット:
エンジェル投資家の経営アドバイス、顧客やビジネスパートナー等の紹介を期待できる
デメリット:
・起業家の保有株比率が下がる
・起業直後の資金調達は期待しづらい
③クラウドファンディング
実現したい事業を掲げ、インターネットなどを通じて様々な個人から少額ずつお金を集めることのできる資金調達方法。最近ではテレビCMが頻繁に放送されるほど身近になったが、それに伴ってプロジェクトの数も増えてきたこともあり、特徴的な商品・サービスや強い共感を呼ぶようなストーリーがないと資金調達を行うことが難しくなっている。
メリット:
・ 大きなリスクなくチャレンジできる
・ 起業前から全国各地でファンを育成することができる
デメリット:
強い特徴やストーリーがないと資金調達が難しい
いかがでしたか?出資だけでも様々な方法があるので、あなたの事業形態や目的にあった資金調達をよく吟味して選択していきましょう!
これからも皆さんの活動の助けになるような情報を発信していくので、ぜひフォローとスキをお願いします!✨
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