【瀬戸内チャレンジャーアワード】チャレンジャーインタビュー:山田 健太郎
2023年10月9日(月・祝)に、地方起業家等を対象にした四国初開催のビジネスプランコンテストとビジネスマッチングイベント「瀬戸内チャレンジャーアワード 2023」の最終発表会を開催します!
このブログでは、その最終発表会に駒を進めた6組のファイナリストを順番にご紹介していきます!
今回紹介するのは、山田 健太郎さんです。
もっと話を聞きたい!応援したい!と思った方は、ぜひとも最終発表会にもご参加ください!
〇自己紹介
◆ 山田 健太郎 / Kentaro Yamada
香川大学大学院1回生
徳島県出身。香川大学大学院エコシステム形成アントレプレナー教育ソーシャルビジネス専攻。強みのオープンマインドを生かして様々な関係を構築し社会の課題解決に貢献できる起業家を目指している。
〇今回アワードに参加した理由・背景は?
祖父や父が起業家として、それぞれ一から事業を立ち上げてきたのを見てきたので、いつか自分も起業したいと思ってきました。
今、地方創生のあり方として、観光を盛り上げようという自治体が多くなっていると思うのですが、観光ではなく地域のコミュニティが勢いづくきっかけとなるものを創ることで、地方創生につなげたいと考えています。
大学時代からよく色々な島に行ってきたのですが、その中でも過疎化の進む女木島の創生に将来性を感じています。僕は女木島に通い、島の人とたくさん話をしてやっと、地域特有の課題が何かわかったんです。今はその課題を解決するためのプロジェクトに動き出しています。
アワードに参加した理由は、今回提案している僕のアイディア自体が、世の中に対して正しいものであるのか?というフィードバックを、色々な方々からいただきたいと思ったからです。
皆さんからいただくフィードバックを活かして、それをアイディアに組み込んでいったり、精査したりしながら、自分のアイディアのブラッシュアップにつなげていきたいと思っています。
〇どんなビジネスプランを考えている?
女木島に学生寮を作り、学生と島民とが自然に交流できるような仕組みをデザインしようと思っています。島の人と話ししていると、人としても成長できる。そういう経験を学生のみなさんにもしてほしいと思っています。
また、長期的に島に住み、島の人とより密接な交流をする中で、僕みたいに地域特有の課題に気づき、自ら新しいプロジェクトを立ち上げようとする学生が、必ず出てくると思っています。
まずは僕がロールモデルとなって、耕作放棄地やイノシシの問題など、地域課題を解決するプロジェクトを推進していきます。そして、将来的には資金提供をしたり、学生の事業に一緒に参画したりして、まさに総合商社のように様々なプロジェクトを支えていきたいと思っています。女木島を『世界で一番学生と密な島』のような感じにしていけたら良いですね。
〇今回のプレゼンを誰に聞いてもらいたい?
特にこの人というターゲットはいないのですが、やはりできるだけ多くの方にプレゼンを聞いていただきたいですね。学生さんからの賛同だけでなく、社会人の方も巻き込んで力をいただけたら、変わっていくと思うのです。
学生寮の運営となると不動産業ということになると思うのですが、その不動産賃貸業の方だけでアイディアを突き詰めていったとしても、既存の不動産賃貸業になってしまうので、それ以外の異分野の方々からの観点も非常に重要だと思っています。
できるだけ様々な事業をされている方々に僕のアイディアを知っていただいて、沢山のフィードバックをいただきたいです。
〇最後に今回の意気込みをどうぞ!
優勝するということが目標というよりは、僕の中ではむしろここが通過点だと思っています。いただいたフィードバックをもとに、どんどんアイディアをブラッシュアップしていきたいと思っているので、このアワードを通して、とにかく色々な方のお話を聞きたいです!
いかがでしたでしょうか?
「チャレンジャーのことをもっと応援したい!」と思った方はぜひ10月9日(月・祝)にオンラインにて開催する「瀬戸内チャレンジャーアワード Vol.3」へご参加いただき、チャレンジャーの熱いプレゼンをお聞きください!
◆瀬戸内チャレンジャーアワード Vol.3
日程:2022年10月9日(月・祝) 14時-17時
場所:Setouchi-i-Base(情報通信交流館BBスクエア)