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【せとバス生産者】吉備路の桃を全国に!|吉備路もも出荷組合・木原さん夫妻

こんにちは!
『直送!せとうちバスケット』の運営スタッフです。

【せとバス生産者】シリーズがスタート!!

岡山・香川の生産者さんが、こだわりを持って手掛けられた特産品。
皆さん、楽しんでいただけていますか?
『直送!せとうちバスケット』で出会える生産者さんの皆さんを【せとバス生産者】とし、随時産地の様子や生産者さんの思いや人柄をお伝えしていきます!

今回は、岡山県で桃栽培に取り組む吉備路もも出荷組合の若手桃農家・木原弘樹さん、諒子さん夫妻をご紹介!
県外から移住し、初めての桃栽培。就農を考えたきっかけや生活の変化、今目指していることなどをお聞きしました!

サラリーマンから桃作りの道へ

大阪でサラリーマンをしていた木原さん。
「自然なところに住みたい」「農業をしたい」という思いから2016年に、晴れの日が多くフルーツ王国とも言われる岡山県へ移住しました。桃農家への転身を選んだ理由は、開放的な自然の中で栽培ができるから。
実際、取材で訪れた木原さんの桃畑の先には、吉備路のシンボルである五重塔(国指定重要文化財)が見え、豊かな自然が広がっていました。

吉備路のシンボル・桃畑外観

移住後、吉備路もも出荷組合の板敷組合長の手厚い指導のもと、2年間の研修を経て就農し、今年で4年目。木原さんは現在、3つの畑(約1ha)で7種類の桃を栽培しています。

変わっていく働き方や日々の過ごし方

桃農家・木原さんの一日は、朝5時の収穫から始まります。
一つずつ袋の中を覗き込み、桃の色付きや玉太りを確認しながら丁寧に収穫。生産者の目で桃を選別したのち、午後から選果場へ持ち込みます。

木原さん

「会社に通っていた日々」から「桃畑に通う日々」へ。
木原さんが感じた働き方や日々の過ごし方への変化とは・・・?

・自分で働き方を決めることができた
・子どもと遊ぶ時間が増えた

お話を伺うと、不安よりも「できることが増えた」ことへの期待感が強いのと同時に、桃作りを楽しんでいると改めて感じました。

木原夫妻の地元は、それぞれ大阪と千葉。赤い桃を見て育ってきた2人にとって「白桃」は珍しいものでした。その白桃を栽培するようになり、収穫した桃を家族や友人に送ると、喜んでくれると笑顔で話してくださいました。

勉強を重ねて、良い桃をより多く届ける

吉備路もも出荷組合にはIターン、Uターンして就農した若手が多く、若手桃農家同士で桃栽培に関する情報交換をするほか、組合の中でも勉強会が開かれるなど、日々勉強を重ねながら桃の栽培に取り組んでいます。

また、吉備路の桃を広く知ってもらおうとInstagramやFacebookで、桃の品種紹介や収穫の様子がわかる投稿を随時更新しています。

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木原夫妻もSNSでの情報発信をはじめ、木の茂り具合を見ながら袋掛けの量を調節するほか、日光がよく届くように木を植え替えるなど、日々桃の木の様子を見ながら栽培に努めています。

目指すのは、良い桃をより多く届けること!!
今後も木原夫妻や吉備路もも出荷組合の皆さんを取材していきます。
ぜひお楽しみに♪

▽木原夫妻に収穫のポイントを伺ったnoteはこちら!

▽吉備路もも出荷組合の桃はこちらから♪