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桃のシーズン到来!おいしさの秘密は、○○にあった!?《栽培編》

こんにちは!
『直送!せとうちバスケット』運営スタッフです。

今回は、7月初旬からシーズンを迎える「岡山県の桃」をご紹介します。
中でも、白桃のおいしさの秘密に迫るべく、岡山県で白桃を栽培している吉備路もも出荷組合の板敷隆史さん・美紀さんご夫妻に会いに行ってきました!こだわりの栽培・収穫方法や生産者さんの思いを知ることで、白桃のおいしさの秘密に出会うことができました。
今回は、《桃の栽培編》です!

一言で“白桃”といっても種類は様々!

皆さんは「白桃」の種類、いくつ思いつきますか?
小ぶりで先端がほんのり紅色の『はなよめ』や「桃の女王」と呼ばれる『清水白桃』など実は種類がたくさんあり、見た目や口当たりなども異なります。また、旬が短いもので1週間、長くても3週間程度で、桃のシーズン中は、様々な品種が入れ替わりながら出荷されていきます。

清水白桃2

岡山を代表する白桃!その白さの秘密は?

岡山県では、白桃やピオーネ、マスカットなど様々なフルーツを栽培しています。今回特集する白桃の特徴は、なんといっても上品な白さ。そして、食べたときに果汁が口いっぱいに広がり、なめらかな口当たりを楽しむことができる贅沢なフルーツです。

こうした「岡山県の桃」ならではのおいしさの秘密は、桃畑にありました!

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こちらは、吉備路もも出荷組合・板敷組合長の桃畑。
木には、いくつもオレンジ色の袋がぶら下がっています。

実はこの袋こそ「岡山県の桃」を手掛ける上で大事なものなんです!
このオレンジ色の袋の中に、葉が入り込まないよう果実だけを一つひとつ丁寧に包んでいく栽培方法で、袋掛栽培と言います。

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病害虫を防ぐほか、果実の表面を直射日光から守り、傷や裂果を防ぐことができます。こうした丁寧な栽培方法により、果皮が白く、柔らかい果肉に仕
上げることができるのです。

こうした袋掛け作業は、早朝から行われています。
板敷組合長は現在、10種類の桃を育てていて、桃の木1本につき約1000個の実に袋を掛けていきます。全体ではなんと約6万枚の袋掛けをしていて、手間ひまかけてこの大事な作業に励んでいます。

木全体に美味しい桃が実るように、一つずつ向き合う

桃は実っている場所により日当たりなどの影響から、熟すタイミングやおいしさも異なります。

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その中で板敷組合長が目指しているのは、どの場所に実っていても美味しい桃ができること。裂果しやすい枝先の実や生理的落果しやすい品種などによって掛け袋の枚数を調整することで、一つひとつの桃と向き合いながら日々作業に励んでいます。

おいしさの秘密①は、丁寧な袋掛栽培

生産者さん一人ひとりが丁寧に手掛けている袋掛け栽培により、
「岡山県の桃」ならではの上品な白さや甘み、なめらかな口当たりが生み出されています。

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オレンジの袋に包まれた緑色の小さな実。
収穫するときには、どんな仕上がりになっているのでしょうか?
次回の《収穫編》をお楽しみに!


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